AMAZING THAILAND

タイ国政府観光庁

Tourism Authority of Thailand

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サムットソンクラーム

Samut Songkhram

สมุทรสงคราม

バンコクから南西へ約72キロメートルのところにある、国内77県で最も小さいサムットソンクラーム県。ライチやザボン、ココナッツなどが実る南国の果樹園に囲まれています。タイ湾に面したメークローン川の河口があることから、昔から水運の要所として発展。灌漑のために、メークローン川から300以上の運河が張り巡らされています。アンパワーやその周辺の景観、そこに住む人々のどこか懐かしい暮らしぶりが注目され、日本映画「七夜待」のロケ地にもなりました。ボートクルーズで巡る川沿いに、軒を連ねる民家や水上マーケット、ホタル鑑賞、鉄道の線路上で開かれる市場などが主な見どころ。アンパワーの川沿いには、民宿からリゾートまで各種宿泊施設も点在しており、都会の喧騒を離れて静かなひとときを過ごすことができます。

タイの伝統的な水辺の暮らし[アンパワー]

たくさんの運河が縦横無尽に張り巡らされているアンパワー。空へ伸びるような独特の屋根をもつ水上家屋や水中に立てられた電柱、日用品を積んだ木製の小舟が行き交い、軒先に停まってはその家の人を相手に商売する……。そんな昔ながらの水上生活の風景を垣間見ることができる、近年注目のスポットです。週末は水上マーケットが開催され、木造長屋の懐かしい街並みにおしゃれなカフェやお土産屋さんなど、たくさんの屋台が出て賑わいを見せます。バンコクからの日帰りも可能ですが、川べりにたくさん点在している民宿やリゾートでの宿泊もおすすめ。ゆったりと流れる時間の中で、ノスタルジックな情景を味わうことができます。

ボートに乗ってホタル鑑賞[アンパワー]

アンパワーを流れるメークローン川は河口が近いため海水が混ざり、マングローブの一種であるランプーの木がたくさん生えています。この花蜜を求めてホタルが生息し、5月から10月にかけての最盛期には、木にとまった無数のホタルがクリスマスツリーのイルミネーションのように光を点滅させる様子をボートから鑑賞することができます。日中は、菩提樹に覆われた本堂全体が見どころのワット・バーンクンをはじめ、周辺の有名な寺院や伝統的な木造家屋、中華系の祠、真っ白なベースに鮮やかな模様が描かれるベンジャロン焼の工房などを訪ねる自転車ツアーも催されています。

線路の上で開かれる市場[サムットソンクラーム市内]

サムットソンクラーム市の中心にある、タイ国鉄メークローン駅周辺の線路沿いでは、メークローン鉄道市場が開かれています。日本映画「七夜待」で主人公がこの市場を歩き、鉄道の線路上まで市場になっている光景を見るシーンが映し出されています。元々列車の本数が少ないので、いつの間にか線路を使って商売をする人たちが現れました。そのため、列車が来るたびに店の屋根をたたみ、通り過ぎるとまた屋根を出すという珍しい光景が1日8回、毎日繰り返されています。バンコクから市場までは鉄道で行くことも可能で、駅付近には有名な麺類の店も。アンパワーへはここからソンテウに乗り換えます。

メークローンの河口でシーフードを[メークローン河口]

メークローン川の河口付近には、マテ貝(ホイロード)が大量に捕獲できる「ドーン・ホイロード」と呼ばれる複数の中州が広がり、大きなものでは幅約3キロメートル、長さ約5キロメートルのものもあります。堆積した土に砂が混ざり、貝類にとって最適な環境であることから、直径1センチ、長さ7~8センチにまで成長したマテ貝が採れることも。シーズンを迎える3月~5月の週末には、バンコクから潮干狩りに訪れる観光客で賑わっています。周辺には新鮮なシーフードをリーズナブルに堪能できるレストランもあります。

幻想的なロイクラトン祭り[アンパワー]

陰暦12月の満月の夜に、川の女神へ感謝を捧げるお祭り、ロイクラトン。運河の街アンパワーでは、長く途絶えていたロイクラトン・カーブグルアイ祭りが復活して人気を集めています。クラトン・カーブグルアイとは、あらかじめ油に染み込ませた線香と花を、幅7~8センチ、長さ20~25センチの薄いバナナの幹に載せた、この地域に代々伝わる環境に配慮をした灯篭のこと。当日の夜は、数万個のクラトン・カーブグルアイにともされた灯火が水面を漂う幻想的な光景を目にすることができます。

周辺の施設

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位置

バンコクから南西へ約75キロ

旅の季節

年間を通じて暖かい気候、ホタル鑑賞は5月~10月が最盛期、アンパワー水上マーケットは金曜日・土曜日・日曜日夕方から開催

行き方

鉄道
バンコク・トンブリー地区のウォンウェンヤイ駅発メークローン行き[所要約2時間]。
バス
バンコク南バスターミナル発アンパワー行き[所要約1時間半]。

県内・市内交通

メークローン駅前から発着のソンテウでアンパワーまで行くことができます。その他トゥクトゥクもあります。定期便の他に、アンパワーの運河をめぐるロングテールボートをチャーターすることも可能。

名物・特産品

ライチ、ザボン、ココナッツ、シーフードなど

主要連絡先

TATサムットソンクラーム
034-752-847, 034-752-848
サムットソンクラーム警察署
034-711-338, 034-720-530
アンパワー警察署
034-725-625, 034-725-626, 034-725-627
サムットソンクラーム・バスターミナル
034-716-962
メークローン駅
034-711-906