
ロングステイ
Long Stay
ลองสเตย์
定年退職後の余暇。多くの人々にとって、したいことのナンバー1はなんといっても「海外旅行」なのですが、同じくらい上位に挙がるのが「のんびりすること」です。あくまでも収入の基盤を日本に残し、“暮らすように旅をする”ロングステイは、まさにそうした余暇を過ごすのにぴったり。ロングステイ財団が毎年行っているアンケートによると、ロングステイをしたい国の上位には必ずタイが入っています。仏教国で米食。なんとなく日本とも共通点のあるタイは、「微笑みの国」として知られています。もともと大家族制で目上や年配の人を敬うタイ人の意識は、日本人のそれとも似ています。また、国民の95%は敬虔な仏教徒で、日本よりも厳しい上座部仏教の教えを守りながら暮らしています。タイに暮らしてみれば、早朝に人々が炊き立てのごはんをお坊さんに托鉢する様子を日常的に見ることでしょう。男性は成人するまでに一度は仏門に入る慣わしで、そうすることで両親に徳をもたらすといわれています。タイの人々の微笑みは、そうした豊かな心から自然に生まれるのかもしれません。
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タイ国政府観光庁では、タイで暮らすことを計画している方に必要な情報を網羅した冊子「アジアの楽園 タイで暮らす」を発行しています。人気3都市のロングステイ案内、ロングステイ手続きガイドなどが掲載されていますので、タイでのロングステイを計画される方は必読です。資料を以下よりご請求ください。
タイが選ばれる理由

ホスピタリティ(おもてなしの心)豊かな癒しの国タイは、ロングステイ先として、マレーシア、オーストラリアに次ぐ3位に2005年から連続して選ばれています。その理由をご紹介します。
仏教国であるため人々がおだやかで親日的であること
タイへの進出企業も多く、日本人居住者数は約2万人、短期出張などで滞在する人を入れると7〜8万人にものぼります。日本人学校に通う生徒も1500人以上と、東南アジア随一の日本人コミュニティを擁しており、大変住みやすい環境であることがうかがえます。
滞在費用がリーズナブルであること
滞在中の費用がリーズナブルなだけでなく、人々の持ち前のホスピタリティのおかげで、支払った金額を上回るサービスを得ることができるのも、タイの大きな魅力のひとつです。
医療水準の高さ
心配な医療面も、タイなら安心。タイの医療水準の高さは世界的によく知られており、日本人の医者や日本の医師免許を持つ医者も多いため、特に日本人には安心なのです。
文化やさまざまなアクティビティを体験できること
滞在中はタイ語や独特なタイの文化を学んだり、ゴルフやダイビングなどのアウトドアライフを楽しんだり。短い滞在では体験しきれないほどアクティビティがありますので、新しいことをはじめるもよし、趣味を追求するもよし。思い思いに充実した日々を過ごすことができるでしょう。
日本から近いこと
日本からの距離は飛行機で6時間弱。家族や友人が気軽に訪ねて来られる距離であることもまた、うれしいポイントです。
タイでのロングステイ・ライフ

海外のロングステイ先を決める際、考慮すべき項目がいくつかあります。その観点から、タイでのロングステイ生活をご紹介します。
食事について
- メニュー豊富なタイ料理はもちろん、和食や各国料理店が充実。1食あたりの料金も和食レストランの昼定食で180バーツ(約500円)程度と、安価です。
- 野菜や果物、肉類などほとんどの生鮮がタイ国産で、市場では珍しいものや新鮮なものが大変安く手に入ります。日本の野菜も生産されており、こちらはスーパーマーケットなどで購入が可能。
- タイのお米は日本のものと異なりますが、北部では日本米も栽培されており、日本食材店などで取り扱われています。
交通手段について
- バンコクでは高架鉄道BTS(スカイトレイン)や地下鉄が整備されており、大変便利な市民の足となっています。BTSは1駅15バーツ(約42円)から、朝6時から24時まで営業しています。
- 自分で車を運転する場合、日本で発行される国際免許証が必要です。左側通行なので運転にもあまり違和感がないでしょう。運転手つきのレンタカーもあり、車種により1日2,000バーツ(約5,600円)程度から利用することができます。また、1ヶ月8,000バーツ(約22,500円)ほどで運転手を雇うこともでき、早朝や深夜に利用した場合は150〜200バーツ程度のチップを支払います。
- タクシーも頻繁に利用される交通手段です。バンコクのタクシーはメーター制で、初乗りは35バーツ(約98円)。夜間などの割増料金はありません。他県では乗り合いバスが主流で、行き先に応じた均一料金制です。
医療について
- タイは医療水準が非常に高いことで知られています。病院設備も大変よく整っており、まるでホテルのようなサービスを受けられる病院も少なくありません。
- 都市部の病院には日本に留学経験があり日本の医師免許を持つ「日卒医」と呼ばれる医師も多く、日本人スタッフや日本語の話せる看護師、通訳などを雇う病院もたくさんあります。
- 入院する場合、病院側が歯ブラシなど必要なものをすべてそろえるのが一般的ですので、突然の入院も安心です。
- 海外旅行保険に加入していれば、ほとんどの場合、かかった治療費を保険会社に補償してもらうことが可能です。海外旅行保険は日本出国前に必ず加入しておきましょう。
日本語の情報の入手について
- 日本の新聞は朝日、読売、日経の各紙の宅配サービスを利用することができます。
- 現地で編集・発行されているバンコク週報、時事週報、クルンテープジャーナルがあるほか、フリーペーパーのタウン情報誌などは10誌以上あり、日本語での現地情報入手にも事欠きません。
- 衛星ケーブルテレビでは日本のNHKを観ることができ、民間放送の録画を35〜40バーツ程度でレンタルする店もあります。
- 日本の書籍は日系書店で販売されており、日本からの取り寄せも可能です。
タイ在住の日本人について
- 現在タイに暮らす日本人駐在員は約2万人。短期出張者を合わせると7〜8万人にのぼり、バンコクの日本人商工会議所への登録企業や日本人学校に通う生徒の数も東南アジア最大といわれています。
- バンコクには日本大使館、チェンマイには領事館があり、住むのにも安心です。各県人会の活動も活発ですので、行事やイベントにも参加することができるでしょう。
現地の文化を学ぶ
タイ語はもちろん、ワット・ポーで本場のタイマッサージを学んだり、野菜やフルーツのカービング、タイ料理、タイ風いけばなやタイ舞踏などのタイの文化を学ぶことができるスクールがたくさんあります。また、タイには日本語を勉強する人が多く、1日1,500〜1,800バーツ(4,200〜5,000円)程度と、廉価で通訳やガイドを雇うこともできます。
ロングステイヤー・インタビュー

バスの中では目上の人に席を譲る、隣人にはきちんと挨拶をするといった、なかなか日本では見られなくなった光景に、心和む日々を送っていると語る清水力さん・幸子さんご夫婦。チェンマイにロングステイして3年以上というベテラン・ロングステイヤーです。そのロングステイライフについて伺いました。
- ──タイに暮らそうと思ったきっかけは?
- 日本から近く、何かあればすぐに帰国できることです。子どもたちも気軽に遊びに来られるのがいいですね。
- ──快適に過ごすために心がけていることは?
- 体調面では野菜をたくさん摂るようにしています。精神面ではできるだけ日本の価値観を持ち込まないことですね。お互いを尊敬し、自分の身は自分で守るという意識を持つこと。きちんと戸締りをするなど、最低限の注意は忘れてはいけません。(幸子さん)
- ──日本のご家族との通信手段は?
- 国際電話と近くのインターネットカフェでメールのやりとりをしています。(力さん)
- ──普段の過ごし方は?
- テニス、バドミントン、ゴルフ……。毎日スポーツをして汗を流しています。日本ではこんな贅沢はできないと思います。(力さん)
- エアポートプラザのシャトルバスを利用して、スーパーに買い物へ。毎日家で日本食を作っています。タイ料理は外で食べるほうがおいしいですから(笑)。(幸子さん)
- ──普段の楽しみはなんですか?
- 交流会に入っていて、地元の子供たちとの交流を楽しんでいます。学校の運動会を見に行ったり、日本食を作ってあげたり。楽しそうな子どもたちの反応を見るのがとてもうれしいですね。(幸子さん)
| 家賃 | 14,000バーツ |
|---|---|
| 光熱費 | 1,000バーツ |
| 通信費 (インターネット代込み) |
700バーツ |
| 交通費 | 2,500バーツ |
| レジャー・交際 | 9,000バーツ |
| 食費 | 15,000バーツ |
| 雑費 | 10,000バーツ |
| 合計 | 52,200バーツ(約146,160円) |
※1バーツは2.8円で換算しています。(2009年4月20日現在)
ロングステイビザの申請資格と必要な書類

タイでのロングステイするにあたって、長期滞在できるビザを申請する必要があります。30日以上のロングステイの場合、就労や永住を目的としないノンイミグラントビザ-O(Non-immigrant Visa-O)を取得することで1年間滞在できます(タイ国内での延長も可能)。
申請資格
年齢が満50歳以上であること、過去にタイへ入国拒否をされたことがなく、日本国籍または日本での永住ビザを持っていること、就労を目的としないことのすべての条件を満たしていること
申請に必要な書類
申請には下記の金融証明書のいずれかとその他必要書類を提出ください。
金融証明書
下記3項のうちいずれか1つの原本とそのコピー2部
タイ国内銀行発行預金残高証明書または日本の銀行の残高証明書:
最新月のもので預金残高が800,000バーツ(約224万円)以上あることが確認できるもの。年金等証明書:
年金による収入が月65,000バーツ(約18万2,000円)以上、または年収が800,000バーツ以上であることが確認できる社会保険庁発行の年金証書コピー。タイ国内銀行預金残高証明書および年金等証明書:
預金残高証明書と年金による年収の合計が800,000バーツ以上と確認できるもの。
必要書類
- ビザ申請書:3部
- パスポート:原本+押印面コピー3部(有効期限1年6ヶ月以上のもの、査証欄の余白が1ページ以上あるもの)
- 顔写真(縦4.5cm×横4cm):4枚(総領事館では3枚)
- 航空券または予約確認書
- 英文履歴書(公館フォーム):原本とコピー2部
- 犯罪履歴証明(外務省認証要):原本[各府県警察本部にて旅券・写真・戸籍謄本・住民票・記入済み査証申請用紙・本申請要項持参の上本人申請]
- 国立公立病院発行の英文健康診断書(外務承認証要):原本とコピー2部
上記書類はすべて、原文が日本語の場合は英訳し、公証人役場にて認証を受けてください。また、発行日から3ヶ月以内のものに限ります。書類がそろったら、申請書とパスポートとともに東京のタイ王国大使館あるいは大阪のタイ王国総領事館に申請します。詳細・お問い合わせはタイ王国大使館またはタイ王国大阪総領事館まで。
