ウミガメの放流は、毎年3月初旬頃にタイ南部のパンガー県にあるタイムアン・ビーチで約10日間行います。(2021年は4月中旬〜下旬に実施)

ウミガメの放流は、1970年から始まり、現在まで続けられている活動です。この活動は、人々の意識を高め、また海や自然について関心を深めることを目的としていて、パンガー県の地域の人々や地元の子供たちがウミガメの産卵場所を守るために参加。いくつもの機関が協力して取り組む、ウミガメ保護活動のモデルにもなっています。

現在、タイムアン・ビーチに面した約14kmにわたる美しい砂浜で産卵を行うウミガメは、アオウミガメ、タイマイ、ヒメウミガメとオサガメの4種類が確認されています。命の尊さと生命の神秘にも触れることができ、人間は自然と共存していることを実感できるとても貴重な活動です。

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