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バンコクを中心とした洪水の現状とタイ全土の旅行情報について 10月28日付

2011/10/28


赤字: 警戒エリア
ピンク: 注意喚起エリア
濃青: 避難勧告エリア
下線: 浸水の発生しているエリア
青線: 増水が確認されている運河、今後排水を予定されている運河
赤線: 冠水が確認されている道路
※拡大図はこちらをご覧ください。
http://www.thailandtravel.or.jp/common/pdf/bkk_map_1027_2011.pdf

<現況>
● 本日現時点での状況は、大きな変動がなく小康状態を保っています。

10月26日より大量の水がバンコクに流れ込んできています。その水は、バンコク北部および西部に到達しています。特に、北部のドンムアン地区、サーイマイ地区、西部のバーンプラット地区、ターウィーワッタナ地区では、影響が拡大しています。

朝夕の満潮の時間帯には、チャオプラヤー川の水位も上昇し、王宮や中華街(ヤワラート)を含むチャオプラヤー川岸で冠水が確認されています。バンコク都庁は即ポンプで川へ水を戻す作業を行っているので、短時間に限られた冠水となっています。普段と変わらない通行がされています。

その他の地域については、アユタヤを除き、通常通り観光いただけます。スワンナプーム国際空港は洪水対策も強化されており、国際線および国内線とも通常通り運航されています。

政府は、洪水の被害の懸念される地域において10月27、28、31日を休日とし、対策に当たっています。洪水に対処をする行政各機関および公共機関、関連企業(電力、水道、タイ国政府観光庁、タイ国際航空、銀行など)は通常通り営業しております。

<タイ旅行関連情報>
● バンコクへ旅行を予定されている皆様は、今月いっぱい洪水の影響が懸念されるため、10月中の渡航の延期をご検討ください。
1. バンコクおよびその周辺県以外の地域は、洪水の影響はなく、通常通り観光いただけます。
2. バンコクへご旅行中の皆様は、チャオプラヤー川岸の観光スポットへの訪問はできるだけ避けてください。
3. 洪水の影響を受けていない地域へのご旅行には、空路をご利用ください。
影響を受けていない地域:
・北部: チェンマイ、チェンライ、ランパーン、スコータイ
・東北部: ルーイ、ウボンラチャター二―、ウドンターニー、ナコーンラーチャシーマ(コラート)
・中部: ホアヒン、プラチュアップキリカーン、カンチャナブリー、パタヤ、チョンブリ、ラヨーン、チャーン島
・南部: チュンポーン、サムイ、クラビ、パンガー、プーケット、スラーターニー、ナコンシータマラート、ソンクラー、サトゥーン

<バンコク関連情報>
1.避難勧告エリア
・バンコク都: ドンムアン地区、サーイマイ地区、バーンプラット地区、タウィーワッタナー地区
※同地区は、バンコク北部および西部に位置し、スワンナプーム国際空港とは正反対の位置にあります。
※同地区の南にあるチャトゥチャックウィークエンドマーケットは今週末臨時休業となります。
2.道路・交通
・ドンムアン空港は洪水の影響で閉鎖。
・同空港を拠点とする国内航空会社ノック・エアーは10月28日より15路線(チェンマイ、ピサヌローク、ウドーンターニー、ウボンラーチャターニー、スラーターニー、ナコーンシータマラート、トラン、プーケット、ハジャイ、サコンナコーン、ナーン、プレー、ロイエット、メーソッド、ルーイ)をスワンナプーム国際空港に移し運航再開
・オリエントタイ航空はスワンナプーム国際空港へ拠点を移動して運航。
・バンコク都内のMRT(地下鉄)、BTS、エアポートレイルリンク、バスは通常通り運行。
・ラーマ9世通り、高速を含むスワンナプーム国際空港への道路は、現在洪水の影響はなく、通常通り通行可能。
3.ライフライン
・バンコク都内における給水の水質基準に問題はなし。
・電力供給は通常通り。
・インターネット、電話回線など通信サービスは通常通り利用可能。

タイ国内主要連絡先:
・タイ気象局:http://www.tmd.go.th/en(英語・タイ語のみ)
・TATツーリストコールセンター:1672
・タイ国際航空:02-356-1111
・バンコクエアウェイズ:02-265-8777/Twitter: @bangkok_airways
・エアー・アジア:02-515-9999
・ノックエアー:02-900-9955
・タイ国鉄(SRT)コールセンター:1690
・トランスポート会社ホットライン(バンコク都内バスの会社):1490

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