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皇太子殿下 タイ,カンボジア及びラオスご訪問(平成24年)

2012/06/27

現在タイをご訪問中の皇太子殿下ご出発前のお言葉
宮内庁ホームページより引用

ご訪問国:タイ,カンボジア及びラオス
ご訪問期間:平成24年6月25日~7月1日
(以下抜粋)
<宮内記者会代表質問>
問1 ご訪問される3カ国は,いずれも我が国と縁が深く,昨年の東日本大震災で大きな支援を受けたことは記憶に新しいところです。一方,タイでは昨年,ご視察日程にも含まれているチャオプラヤ川が氾濫したため甚大な被害をこうむり,我が国にも大きな影響を与えました。また,タイの王室は日本の皇室とも関わりが深く,殿下もプミポン国王と2回にわたってお会いされています。ご訪問では,タイのアユタヤ王宮遺跡やカンボジアのアンコールワット,ラオスのシエントーン寺院のご視察など各国の歴史にも触れられます。3カ国の印象や訪問にあたっての抱負をお聞かせください。

皇太子殿下
この度,メコン河流域のタイ,カンボジア,ラオス3か国を公式訪問できることを大変うれしく思っています。御招待いただいた3か国政府にそれぞれ心からお礼を申し上げます。

学生時代の昭和55年に初めてタイ国を旅行して以来,この地域には親しみを感じてきました。特にタイについては,昭和39年以来,幾度か訪問されている天皇皇后両陛下から折に触れてお話を伺い,また,両陛下のお招きで東宮御所を訪ねられたタイ王室の方々とお会いする機会などを通して,両国の関係がいかに歴史のある深いものであるかを学んできました。今回の私の訪問を契機に,我が国とこの地域との絆(きずな)が一層深まることを期待しております。

また,タイの国王陛下には,御入院中でいらっしゃるにもかかわらず,王妃陛下と御一緒にお会いする機会をお与えいただき,大変有り難く思っております。あわせて,この機会にタイ王室の皆様とも旧交を温めることができれば幸いです。

昭和55年のタイ国訪問では,故石井米雄京都大学名誉教授に同行していただき,バンコクを始め,スコータイ,アユタヤといったタイ王朝の歴史の舞台を巡りながら,タイの歴史,文化を学ぶことができ,とてもよい経験になりました。スコータイ郊外で,日本でも江戸時代の茶人に珍重された宋胡録焼(すんころくやき)の窯址を見て,日本とタイとの交流の歴史に思いをはせたことも懐かしく思い出されます。

タイは日本とのつながりが取り分け強く,日本とゆかりのある現地の方々や在留邦人の方々も,特に多いと承知しております。今回の訪問中に,こうした二国間の交流に尽力された方々や,特に東日本大震災に際し支援やお見舞いを頂いた方々と直接お話しし,感謝の気持ちを述べたいと考えています。

全文はこちらをご参照ください。
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/02/gaikoku/gaikoku-h24az-southeastasia.html
皇太子殿下タイご訪問に関するニュースはこちら
〇時事通信社
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012062600873
〇NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120627/k10013134301000.html
〇朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY201206250082.html
〇FNN
http://www.youtube.com/watch?v=l8pfbxRMuQ

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