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タイ国立公園の入場料値上げ中止

2012/11/08


<TTRウィークリー記事より>
バンコク、2012年11月5日:
タイ国立公園局(DNP)野生生物保護課は入場料値上げ中止を発表した。
DNPは1月1日から開始予定だった29か所の人気の高い国立公園の入場料値上げの取り消し告知を10月30日付で発行。告知は、民間セクターの負担緩和となり、政府の2015年2兆円収益達成という観光政策を支援することになるだろうと述べている。

この決断は様々な観光産業協会からの激しい批判に応えたもの。元々、8月の10月からの値上げ発表にさかのぼるもので、ツアーオペレーターがすでに冬季のツアー料金の契約済みだったため、異議を唱えた。中には2013年10月までの契約にすでに合意している会社もあった。

それを受けてDNPは新料金を1月まで延期。しかし尚、民間セクターの納得に至らず。当サイトでも、旅行業幹部はDNPの予算使途の不透明さやお粗末な管理の集金体制について指摘した。
旅行業界への不十分な告知の一方で、最も人気のある国立公園の入場料は150%の値上げという高いものだった。それは、民間セクターに大規模な値上げの必要性について明らかな正当性を直ちに問わせるものとなった。新料金は100バーツ(子ども50バーツ)、外国人500バーツ(子ども300バーツ)だった。

2007年12月1日に値上げされた現在の料金が、詳細告知があるまでは据え置きとなる予定。タイ人の国立公園入場料は40バーツ、スリン諸島・シミラン諸島80バーツ。外国人の国立公園入場料は、スリン諸島、シミラン諸島、パー・ホム・ポック、インタノン、トゥン・サレーン・ルアン、プー・クラドゥン、カオヤイ、ランタ、ハット・ノッパラッタラ‐ピピ諸島400バーツ、その他200バーツ。

■TTR weekly記事原文はこちらから
http://www.ttrweekly.com/site/2012/11/park-fee-hike-cancelled/

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