Thailand
Globetrotter

テクテクタイランド

Phuket / Similan

Feb 25[Wed], 2009 - Mar 1[Sun], 2009

プーケット県

プーケットはバンコクから陸路で約862km、タイ南部に位置するタイ最大の島で、アンダマン海に面する世界有数のリゾート地です。青く美しい海と真っ白な砂浜でのビーチリゾートやマリンスポーツはもちろん、島内77%を占める山地では熱帯雨林気候のジャングルを体験することもできます。またプーケットタウンと呼ばれる旧市街では、かつて盛んだった錫の採掘・交易に訪れたポルトガル人や福建系中国人が住んだタウンハウスのレトロな町並みが見どころ。建物をいかしたおしゃれなお店なども増えています。なお、プーケットは2004年12月26日の大津波で大打撃を受けましたが、復興が急ピッチでおこなわれ、2009年現在では訪れる観光客も津波以前の水準に回復しています。

こうやって行きました

プーケットへはバンコクから飛行機で約1時間20分、バンコク南バスターミナル発のバスでは14時間ほどかかります。空港から各ビーチへはタクシーやリムジンバスが、プーケットタウンへはエアポートバスが便利。島内各所をめぐるにはトゥクトゥクかソンテウを利用します。プーケットタウンではタイ国際航空オフィス前がソンテウの乗り場となっています。

行ったところ/見たもの

Bu-nga Massage

บุหงา มาสซาจ

カロン・ビーチのホテル、MOVENPICK Resort & Spa Karon Beach Phuketの近くにあるマッサージ屋さん。1階は足裏のフットマッサージが中心で、2階はボディマッサージにオイルマッサージ、スポーツマッサージとさまざまなメニューがあるようです。清潔で料金もプーケットの相場です。2泊滞在して2晩とも通いましたけど、マッサージのおばさまのゴッドハンドで10分もしないうちに熟睡しちゃってました。おすすめです。

住所 587 Patak Road, Karon Beach,Amphur Muang, Phuket 83100
アクセス MOVENPICK Resort & Spa Karon Beach Phuketから徒歩すぐ。
料金 全身タイ古式マッサージ/フットマッサージともに、1時間250バーツ(700円ほど)
問い合わせ先

White &Blue Dive Club

プーケット本店のほか、ピピ島やランタ島にも支店がある中堅のPADI加盟のダイビングショップ。ライセンス取得から、ファンダイブ、リブアブロードなどなどさまざまなサービスを提供しています。日本人インストラクターも手配可能。優しい、笑顔の素敵なスタッフたちがいます。

住所 71/5 Moo 10 Chao-ta Rd, Chalong,Amphur Muang, Phuket 83100
アクセス 送迎の車あり。
料金 Discover Scuba Diving (DSD) Course 4,800バーツ/Scuba Diver Course 2 Days(2 Dives) 9,800バーツ/Open Water Course 4 Days(4 Dives)または3 Days(4 Dives) 14,800バーツ
問い合わせ先 Tel: 076-281-007 Fax: 076-281-280 e-mail: jpinfo@white-bluedive.com(日本語可)

Dive Asia

1988年からカタ・ビーチで営業するプーケット最古参・最大のダイビングショップ。タイ国内ではじめて「PADI5つ星」に認定されたキャリア開発センターでもあります。自社のプール/ダイブボートをもち、ビギナーからインストラクター免許取得までさまざまなコースを展開しています。プールダイブでの実習はここで受けました。広々としたきれいなプールでしたよ。ちなみに日本人インストラクターの方も常駐しているそうです。

住所 24 Karon Road, Kata Beach, Phuket 83100
アクセス 送迎の車あり。
料金 詳しくは、ウエブサイトをご覧ください。
問い合わせ先 Tel: 076-330-598 Fax: 076-284-033 e-mail: info@diveasia.com

カロン・ビーチ

หาดกะลน

パトン・ビーチから岬を越えた南側へほぼ一直線に延びる、全長約3.3kmのビーチ。比較的静かで砂の質も良く欧米人の観光客に人気があります。さらに南へ行くと、カタ・ビーチと接するサイ岬(Laem Sai)に行き着きますが、そのあたりはバーやレストラン、ダイビングショップが軒を並べていて賑やかです。

ヤヌイ・ビーチ

หาดยานุย

風力発電所とプロムテープ岬の間に位置していて、ナイハーン・ビーチよりやや南にある小さくきれいなビーチ。入り江のなかにあることから澄んだ青い色の海を保つことができ、シュノーケリングやカヤック、フィッシングなどを楽しむことができます。スピードボートもパラセーリングもなく、ファミリーにも、そしてダイビングの海洋実習するビギナーにもぴったりだとか。

ラフティングとエレファントトレッキング

プーケットのラフティング会社の中でも長年のキャリアをもつ「プーケットシーランド社」が運営する日帰りのラフティングとエレファントトレッキングツーア。パンガー県の山間でラフティング、エレファントトレッキング、そして滝遊びという内容になっていて、外国人観光客に人気が高く、タイ国政府観光庁よりも「ベストツーア」の一つに選ばれています。参加者の宿泊先のホテルまで送迎バスが出ています。今回は、取材チームのカメラマンAが体験して来ました。とても楽しかったそうです。参加される方は、水着のご持参を忘れずに。(08:00~17:00)

住所 Sealand Camp, Tone Pariwat Wildlife Sanctuary Station, Phang-Nga
アクセス 宿泊先まで送迎バスあり。
料金 大人 3,000バーツ(子ども 2,300バーツ)ランチ代を含みます。
問い合わせ先 125/1 Phang Nga Road, Mung District, Phuket, 83000 Tel: 076-222-900~1, 076-232-900~3 info@phuketsealand.com

タップラム港

ท่าเรือทับละมุ

タップラム港[ท่าเรือทับละมุ]はシミラン諸島への玄関口。民間の定期船が毎日数便出航しています(8:00~8:30)。シミラン諸島の第4島であるミャン島[เกาะเมียน]まではスピードボートで約1時間半。帰りは(15:00~15:30)の出航です。港近くのシミラン諸島海洋国立公園事務所で予約が可能。チャーター船やクルーズも多いです。

住所 93 Moo 5, Baan Tub Lamu, Amphur Taimuang, Phang-Nga 82210
アクセス プーケット国際空港からは“Takuapa/Kao Luk/Tub Lamu”行きバス、ガソリンスタンド前で降車、徒歩すぐ。所要時間約1時間。
料金
問い合わせ先 Tel: 076-595-045, 076-595-210 Fax: 076-595-210 e-mail: f_life1978@hotmail.com (シミラン諸島海洋国立公園 タップラム港事務所)

シミラン諸島海洋国立公園

อุทยานแห่งชาติสิมิลัน

プーケット県の北に隣接するパンガー県タッブラム港から北西へ76km、アンダマン海に浮かぶシミラン諸島は、周囲を約140平方キロメートルにわたって国立海洋公園に指定され、水深30mまで見通せるどこまでも青い海、真っ白な砂浜、珍しいかたちの岩々、たいへん多様な魚や海の生き物たちなどが見られる、とても美しいところです。世界のダイビングスポットの中でも10本の指に数えられるほど有名で、毎年シーズンに入ると世界各国からたくさんのダイバーが訪れます。「シミラン」とは、マレー語の“Sembelan”で「9つ」という意味。北から南へバグー島(No.9/เกาะบางู)、シミラン島(No.8/เกาะสิมิลัน)、ヒンプサー島(No.7/เกาะปูซาร์)、パユー島 = ホック島とも呼ぶ(No.6/เกาะบายู)、ハー島(No.5/)、ミアン島(No.4/เกาะเมียง)、パヤン島(No.3/เกาะปาหยัน)、パヤン島(No.2/เกาะปายัง)、そしてフーヨン島(No.1/เกาะหูยง)の9つの島々が並んでいることからつけられました。なお、バグー島の北にあるタチャイ島[เกาะตาชัย]そしてボーン島[เกาะบอน]の2島も、国立海洋公園の管理下に置かれています。自然環境保護のために11/5~5/15の期間中のみオープン、残りの半年(5/16~11/14)はクローズとなっているそうです。

住所 93 Moo 5, Baan Tub Lamu, Amphur Taimuang, Phang-Nga 82210
アクセス プーケットのパトン・ビーチから約3時間。最寄りのタッブラム港とミアン島との間に毎日スピードボートが出ています(行8:00/帰15:00)。所要時間は約1時間半。
料金 往復チケットで2,700バーツ(要予約)
問い合わせ先 Tel: 076-595-045, 076-595-210 Fax: 076-595-210 e-mail: f_life1978@hotmail.com (シミラン諸島海洋国立公園 タップラム港事務所)

シミラン諸島のダイブサイト

シミラン諸島には、20以上のダイブサイトがありますけど、今回私がダイブを楽しんだのは、以下のところです。

Anita's Reef

別名「バラクーダポイント」とも呼ばれる、シミラン諸島を代表するダイビングポイントのひとつ。ハー島(No.5)の近くに位置し、水深5~28mまでが緩やかなスローブになっていて、浅場にはソフトコラールが並んでいます。目玉は南東の水深22~24m附近にあるHin Muan Diew[หินม้วนเดียว](一本のフィルムを使い切る岩)と呼ばれる巨岩。ハード・ソフトコラールがこの巨岩ひとつに集まっていて、有名な水中カメラマンがこの岩撮影のために一本のフィルムをつかってしまったほど美しいことから、その名がついたとか。私が潜った時には、ナポレオン、タカサゴ、クマノミ、クロユリハゼ、ネズミフグ、ヤッコエイ、イケカツオ、ヤマブキスズメダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、デバスズメダイ、オトヒメエビに遭遇しました。

East of Aden

パユー島(No.6)の東に位置していて、コーラルリーフダイビングにぴったりとの定評があります。水深5mから一気に深場に落ちるスロープは、紫や赤のハードコーラルやソフトコラールに埋め尽くされていて、まるで「水中庭園」のよう。私が潜った時にはニシキヤッコ、アデヤッコ、カスミアジ、タテジマキンチャクダイ、ノコギリダイ、アラレフグ、ヨスジフエダイ、キンセンフエダイ、アオガヤラ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュに遭遇しました。

West of Eden

パユー島(No.6)の西側に位置する、シミラン諸島のダイビングポイントのひとつ。大小の岩からハナヒゲウツボが顔を出してくるポイントとしても知られます。コラールを楽しむこともできるそうです。

Elephant Head Rock

シミラン諸島を代表するダイビングポイントのひとつで、島と島の間にポツンと浮かぶ巨岩のかたちが象の頭にそっくりなことから、その名がついたそうです。水中にもたくさんの巨岩があって、潮に削られて丸いかたちになっています。透明度が高く、岩と岩の隙間を泳ぎながらのダイビングが人気。私が潜った35分間で、ブルーフュージラー、ワヌケヤッコ、カスミアジ、ロウニンアジ、オニカマス、テングハギモドキ、ミヤコテングハギ、サザナミトサカハギ、キヘリモンガラ、バラハタに遭遇しました。プロに言わせれば、ここは「シミラン島で一番の地形ポイント」らしいです。

Donald Duck Bay

シミラン島(No 8)にある湾で、北にそびえる巨岩がディスニーのキャラクターに似ることから、その名がついたとか。また小高い山の頂上にはシミランの象徴として親しまれているセイル・ロックがあります。この島には、シミラン海洋国立公園の事務所があり、上陸のうえ、約2.5キロに及ぶ自然環境観察保護地を散策することができます。また、事務所が運営するテント村や食堂もあり、宿泊することも可能です。ウミガメがやってくるダイビングポイントとしても有名。

泊まったところ

MOVENPICK Resort &Spa Karon Beach Phuket

プーケット国際空港から車で45分ほどのカロン・ビーチ沿いに、2006年オープンした5スターホテル。3つあるプールのうちひとつはダイビングの練習もでき、子どもが安心して遊べる“The Play Zone”はプーケット最大級。スパは7部屋のトリートメントルームを完備。豪華ホテルですが、泊まっていなくてもビーチから気軽に入れるカフェ“Café Studio”のジェラート&アイスクリームはお勧め! 私が泊まったのは、“Plunge Pool Villa”という小さいプールつきのヴィラ。ホテルのリビングまでカートで移動するリゾートの広さにはちょっとびっくりです。ホテルステイしたい方にはたいへんよろしいですが、お値段もその分格別です。

住所 509 Patak Road, Karon Beach, Phuket 83100
アクセス プーケット空港からホテル送迎車が出ています。
料金 “Deluxe”が1泊6310バーツより
問い合わせ先 Tel: 076-396-139 Fax: 076-396-144 e-mail:resort.phuket@moevenpick.com

Sino House Hotel And Apartment in Phuket Town

シノーポールチギーズ・スタイルの建物とインテリアが特徴のSino House Hotel And Apartment in Phuket Town。中国とポルトガルの文化の影響が根強く残るプーケットならではのスタイリッシュなアパートメントホテルです。ダウンタウンに位置していて、部屋数が57、レストランとスパも併設、夜の市内散策にも便利な場所です。部屋には電子レンジ、ポットなども完備していて、長期滞在もOK。

住所 1 Montree Rd, Amphur Muang, Phuket 83000
アクセス 市内のバスターミナルからトゥクトゥクで数分。
料金 “Shanghai Deluxe Room”が1,600~2,000バーツ(ピーク時には500バーツの追加も)
問い合わせ先 Tel: 076-221-398 Fax: 076-221-498 e-mail: info@sinohousephuket.com

食べたところ

Kan Eang 2

กันเอง 2

チャロン・ビーチ沿いのオープンエアレストラン。地元の漁師においしいものを提供する食堂として30年前に開業。「とにかく安くて新鮮でおいしい料理をお客さんに」がモットー。現在は周辺に3店舗を展開して、こちらはその2号店。シーフード料理が人気で、なかでも有名なのは、魚のすり身をバナナの葉で包んで蒸したカレー風味の「ホーモック・プーケット」[ห่อหมกภูเก็ต]。ちょっと辛いですが、おいしいです。

住所 9/3 Chaofa Road, Chalong' s Bay, Phuket 83130
アクセス
料金 トムヤムクン、カオパッ、海老の炒め物、蒸した蟹、焼魚などなど5~6品を数人で食べてひとりあたり400バーツくらい。
問い合わせ先 Tel: 076-381-694 e-mail: kaneang@phuket.ksc.co.th

Kan Eang@pier

กันเอง 1

チャロン・ビーチ沿いのオープンスペースレストラン。地元の漁師においしいものを提供する食堂として30年前に開業。「とにかく安くて新鮮でおいしい料理をお客さんに」がモットー。現在は周辺に3店舗を展開して、こちらはその1号店。“Kan Eang 1”とも呼ばれますが、改装してアジアンスタイルなインテリアのおしゃれなレストランになっています。シーフード料理が人気で、なかでも有名なのは、魚のすり身をバナナの葉で包んで蒸したカレー風味の「ホーモック・プーケット」[ห่อหมกภูเก็ต]。ちょっと辛いですが、おいしいです。

住所 44/1 Viset Road, Chalong Bay, Phuket 83130
アクセス
料金 5~6品を数人で食べてひとりあたり400バーツくらい。
問い合わせ先 Tel: 076-381-212 Fax: 076-381-715

Raya Thai Cuisine

ระย้า บ้านอาหารไทย

プーケットタウンにあるシノーポルチギーズ・スタイルのレトロな建物のレストラン。空心菜の炒め物[ผัดผักบุ้ง]や殻付き海老のあんかけ、魚のフライ、オムレツ(揚げた豚の皮入り)のほか、プーケットならではのナム・プリック・クン・シアッ[น้ำพริกกุ้งเสียบ](生野菜にエビのはいった辛味噌をつけて食べる料理)がとてもおいしいです。10:00~23:00まで営業。

住所 48 New Deebuk Cross Rd, Amphur Muang Phuket
アクセス
料金
問い合わせ先 Tel: 076-218-155