Thailand
Globetrotter

テクテクタイランド

Bangkok

March 14[Sat], 2009

円高セレブ in バンコク

スクムビット/シーロム/プラアーティット/バーンランプー[バンコク]

円高ですね。2008年の10月にはじまった世界金融危機で、1ドル=120円台だったのがあっという間に90円台へ。どこもかしこも「どうなるんだ世界経済!」と戦々恐々であります。が、このピンチ、外国のものを買うとか、あとは海外旅行するとかということに関してはチャンスですよね。社会の荒波にもまれて10数年の女子としましては、肩にもストレスがずっしり……。たまにがんばった自分にご褒美を!とか考えてもそんなにバチはあたらないと思います。ということで検討の結果、1. 素敵に着飾り女子力アップ、2. こころとからだの潤いを復活!、3. おいしい生活たのしい観光、という円高(プチ)セレブツアーをバンコクにて敢行することにいたしました。

調べに調べ、練りに練った充実のツアーは以下、

1~2日目
最近おしゃれエリアとして注目のスクムビット&トンロー界隈でドレスショップめぐり
2~3日目
チャオプラヤーリバーサイドのホテルで優雅に過ごして、旧市街地を散策
3~4日目
シーロム界隈でスパにマッサージ、リッチにお食事

といったコースとなっております。お小遣いを急遽かきあつめましたところの予算は、宿泊費別で40,000円、およそ14,600バーツ(スワンナプーム国際空港内銀行窓口の当日のレートが、100円=36.50バーツ/1バーツ=2.74円でした)。これで一体どこまでセレブできますでしょうか。お小遣いメモをつけながら、さっそくバンコクにてミッション開始!

スワンナプーム国際空港からスクムビットへ移動中。

March 14[Sat],2009 16:00

バンコクに到着。早春の日本から真夏のタイです暑いですね。ということでプチセレブの旅はまず、Gパン、Tシャツからの脱出!のおしゃれクルーズに参りたいと思います。オトナのオンナは見た目からですしね。まずはタイで評判のデザイナーズショップをめざしてただいまクルマでバンコク市内東部、スクムビットへ移動中。車窓から見える看板には全部「ようこそ、マドモアゼル」と書いているように感じます。タイ語読めませんけど。しかもそれフランス語だし。

“Ganit”で試着三昧。

March 14[Sat],2009 16:23

「いらっしゃいませ」と迎えてくれたのは、スクムビット通りソイ3(ソイは大通りからのびる路地のこと。ちなみに大通りはタノン)にあるブティック“Ganit”のオーナー兼デザイナーのサビットリーさん。ロンドン仕込みの都会的なセンスと、タイのエスニックなスタイルがうまく融合した独特の雰囲気が人気のお店です。ブティックはご実家を改装したものだそうで、ウェディングドレスの部屋、既製のものからオートクチュールまであつかうドレスの部屋、Tシャツやバッグなど小物が置かれた部屋などにわかれてました……ということで、はじめにぱっと入ったそこはウェディングドレスばかりが飾られた真っ白な部屋。とってもきれいです。が、残念ながら現在のところその用事がありませんので……。

次に入ったのはカジュアルからフォーマルまでのドレス部屋。色とりどりのドレスたちが美しいです……どれも個性的で素敵。早速試着させてもらいました。

  1. カジュアル編:ふんわりしたプリント柄のシルクのワンピース。これはブルーグレーの色味が清楚な感じ。ワイドなパンツと四角に裁断されたジャケットブラウスは、アジアの香りがしますね。
  2. フォーマル編:背中のぐっと開いたゴールドのドレス。一気にオトナな感じですね。格好よすぎてすこし腰がひけちゃいました……
  3. インディゴブルーのロングドレスはなんと私にサイズぴったり! ワンショルダーでふちには金糸の繊細な刺繍。「お店のスタッフが1ヶ月かかってひと針ひと針刺繍したのよ」と、サビットリーさん。ちょっと回ってみたり、歩いてみてもなんとも気持ちがふわふわです。忘れていた「お姫さま」気分をちょっとくらい思い出してもいいですよね、ね?

夢中で試着して、あっという間に1時間。いやー楽しかったです。ドレスはこうやって試着して気に入ったものをちょっと直してもらってもいいし、生地見本やデザインブックを見せてもらいながら相談して、一からつくってもらうこともできます。日本にくらべてだいぶんお値打ちでできるみたいですよ。本当はわたしもここでいっちょドレスなんぞをオーダーメートしたりしてみたかったんですけども、いかんせんその後の予定も目白押し、脳内会議の結果、今回は試着した中でやけにフィットしたオレンジのパンツを購入。ブルーのベルト部分にキラキラ付きのオレンジのワイドパンツ、アレンジ次第で普段着にもちょっとしたパーティーにも着れそうです。

それにしても、新しい洋服ってどうしてこんなに女子のココロをうきうきさせるのでしょうか! サビットリーさんにお別れを言って、そろそろお腹がすいてきたので、このところ若者に人気のエリア「トンロー」で夕食にしたいと思います。

☆お洋服代:2500バーツ。

白いレストラン、バーントンロー21。

March 14[Sat],2009 19:16

Ganitのあるスクムビット通りソイ3から南へクルマで15分、スクムビット通りソイ55を中心とする一帯は「トンロー」と呼ばれ、おしゃれなお店などが建ち並び、流行に敏感なバンコクっ子たちが集まる地域です。本日はそんなバンコクっ子たちや外国人旅行客が気軽に立ち寄れるカジュアルな白いレストラン「バーントンロー21」で夕食を。着いてみると前庭でフリーマーケットが行われていて、ずいぶんにぎわってました。店内は、20人も入ったらいっぱいというこじんまりした白い部屋。テラスにはテーブルもあるのでもう少し入れますかね。人気店だというお話そのままに、お席はほぼ満席。

レストランオーナーのティワワンさんにおススメ料理をお願いして出てきたのは「鶏の手羽先唐揚げハーブ風味」、「魚のフライチップスとスパイシーハーブのピリ辛サラダ」「タマリンドソースがけフライドシュリンプ」などなど。どれもアロイ!(おいしいという意味です)なんと言うか、「料理上手なお母さん」の味がします。素材の新鮮さ、ほどよい味つけ、できたてのおいしさ。栄養バランスもよさそうです。でも、ちょっぴり食べ過ぎたかも……ダイエットしてたんですけどね。でもでも、ハーブや野菜たっぷりのお料理ですもの。カラダの中からキレイになりますよね、きっと、たぶん、おそらく。

☆お食事代:ひとりおよそ300バーツ。

ぶらりトンロー。

March 14[Sat],2009 20:30

いやー、満腹満腹。ちょっと散歩がてらBTSでホテルまで行こうということで、レストランを出て駅までぶらり。このあたりは、住宅あり、マンションあり、ショッピングセンターありということで、暮らすにはずいぶん便利なところだそうです。確かに少し歩くと、スーパーマーケットやカフェやブティックなどがテナントに入ったちょっとおしゃれなショッピングセンターがあったり、若者たちが集うレストランがあったり。恋人同士、友人同士でなにやら盛り上がっている様子は、どこの国でも同じですね。

通りかかった露天の花屋さんであんまりきれいなので、バラを1本買いました。セレブにはきっとバラが似合うんじゃないかと。問題ないですよね。そういう感じでぶらぶら歩くこと15分、BTSのトンロー駅に到着。ホテルまでは2駅です。

☆バラ:5バーツ、BTS運賃:20バーツ。

“Merisess Sukhumvit 16” でオヤスミナサイ

March 14[Sat],2009 22:30

トンロー駅から2駅、アソーク駅で降りて、ここからほど近いホテル・Merisessにチェックイン。こじんまりしてますけど、なかなかおしゃれなたたずまい。最近バンコクでは、手頃な値段ながらインテリアなどにも凝ったデザイナーズホテルが続々登場しています。ここもそのひとつ。木目調の壁に間接照明、小さなキッチンがついてます。大型テレビは壁掛けタイプ。荷物をほどきつつ、ガラス張りのシャワールームでさっぱりと。そして、さっき買ったバラをベッドに投げておくとかそんな演出はすっかり忘れてタブルベッドへ大の字ダイブ! オヤスミナサイ。

☆スクムビットでちょっと飲み物代とか:50バーツ。