2025/11/14

タイを含む国際色豊かな出展者が大阪に集うアートフェア
2025年12月6日(土)・7日(日)、大阪で「紀陽銀行presents UNKNOWN ASIA 2025」が開催。
今年で11年目を迎え、今回も100組を超える、ジャンルや国を越えたアーティストおよびギャラリーが大阪に集結します。昨年に続き、タイのアーティストも参加しています。ぜひ、皆様揃ってご参加ください。
タイ人アーティストのご紹介
今年度はタイから3名のアーティストが参加しています。審査員には、Patamon Nisabodee氏が招聘されています。

1987年タイ生まれのアーティスト、Jutarad Phatcharasirasak は、シラパコーン大学でMFAを取得し、紙や白いキャンバスを基調としたミクストメディア作品を制作しています。彼女の作品は、繊細さや感情のゆらぎを静かに見つめるもので、親密さと広がりの両方を感じさせる表現が特徴です。
作品にはウサギやチョウなどの軽やかなモチーフが繰り返し登場し、言葉にしづらい感情や内なる脆さを象徴的に映し出します。これらのモチーフは、存在と不在、本能と記憶のあいだを漂うように描かれ、「生き延びること」を強さの誇示ではなく、か細い均衡として示しています。
Jutarad の表現は、脆さの中に潜む静かな強さを見つめる視点を観る者に促し、言葉では捉えにくい感情の美しさをそっと共有させてくれるものです。
プロフィール:https://unknownasia.net/artist/artist_detail.php?lang=&aid=141

Manita はバンコクを拠点に活動するイラストレーターで、鮮やかな色使いと生き生きとした表現が特徴です。日常の何気ないひととき──出会った人々、携わったプロジェクト、訪れた場所、そして自身の感情──から着想を得て制作しています。
彼女の作品は、ありふれた日常の中にある美しさをカラフルで表情豊かな視点から捉え、観る者に温かく軽やかな印象を届けます。
プロフィール:https://unknownasia.net/artist/artist_detail.php?lang=&aid=30

tako.toka(たこ・灯花) は、1992年生まれ・タイを拠点に活動する新進アーティストで、主に 1ビットのピクセルアート を制作しています。作品は日本のモノクロ漫画の美学に根ざし、記憶や孤独、感情と感情のあいだにある静けさといった、内省的な瞬間から着想を得ています。
黒一色のみで描く作風は、制限であり、努力であり、そして希望でもあると語られており、最小限のビジュアルと細やかな描写によって、アイデンティティ、不完全さ、人が抱える目に見えない重さを静かに表現しています。
彼女にとってアートとは、時間・空間・沈黙を越えてそっと手を伸ばすような行為であり、どの作品にも静かな願いが込められています。
プロフィール:https://unknownasia.net/artist/artist_detail.php?lang=&aid=105

パタモン・ニサボディー氏は、キュレーターであり、デザイナーであり、バンコクを拠点とするギャラリー兼キュレーション・プラットフォームである「Saratta(サラッタ)」の創設者。詩的な物質性に深い関心を寄せる彼女の作品は、物語、現代工芸、親密な芸術体験の交差点を探求している。サラッタを通して、カプセル・コレクションや展覧会を展開し、現在、世界のアート・コミュニティにおける異文化プロジェクトに携わっている。
基本情報
| イベント名 | UNKNOWN ASIA 2025 |
|---|---|
| 日時 | 2025年12月6日(土)・7日(日)10:00~20:00 (7日は17時まで) |
| 場所 | 梅田サウスホール 大阪市北区梅田1丁目13-1 大阪梅田ツインタワーズサウス11F 梅田サウスホール https://maps.app.goo.gl/1CBztWuBQsP1GWoF8 |
| 料金 | 一般入場券[1DAY]2,000円、前売券[1DAY]1,200円 |
| 公式ウェブサイト | https://unknownasia.net/ チケットご購入はこちらhttps://eplus.jp/sf/word/0000075081 |
| お問合せ | UNKNOWN ASIA 実行委員会 Email:desk@unknownasia.net |


















