“発酵”から見えてくる、タイの食と風土の奥深さ

（タイ国政府観光庁 後援）
タイ料理のおいしさの背景にある、もうひとつの魅力「発酵文化」に注目した一冊。
みそやしょうゆ、納豆など日本の食卓にもなじみ深い発酵食品。近年は腸活や免疫力アップの観点からも再注目されていますが、実はタイにも、各地に根ざした多彩な発酵食文化が存在します。

本書では、発酵とタイ料理を探求し続けてきた料理研究家・橋本加名子さんが、20年以上かけてタイ各地を訪ね、現地で出会い、習い、学んできた伝統的な発酵食品や料理を紹介。
「ソムカイプラー」「パックドーン」など、名前だけでは想像もつかないような食材の背景や使い方を丁寧に解説し、日本でも作りやすい形に翻案したレシピを紹介しています。

また、地方ごとに異なる発酵文化や地域の特色、人々の暮らしも描かれており、紀行本として読むだけでも、まるでタイを旅しているような気分に。実際の旅行時にも役立つ実践的な一冊です。

書籍情報｜『発酵タイごはん100』
～本格的なタイ発酵料理が自宅で楽しめる！～