北海道からタイへ、50年の歴史を持つ機関車が走る

北海道で長年ブルートレインを牽引してきたDD51形ディーゼル機関車の北斗星カラー2両（1137号機・1142号機）は、2018年9月にタイへ渡り、現在も現地の鉄道建設現場で運行しています。日本の技術者チーム「TEAM51」と現地スタッフが協力し、日々のメンテナンスや技術指導を通じて運用が続けられています。

これらの機関車は北海道で長年にわたりブルートレインを牽引し、特急列車や貨物列車の先頭で活躍しました。現在はタイの建設現場で資材輸送や鉄道工事支援を行っています。

DD51は日本とタイの鉄道ファンをつなぐ象徴となり、製造から50年以上経過した車両の維持管理に取り組むこの活動が、日本とタイの鉄道ファンをつなぐ交流の場としても知られています。

日本の鉄道技術者や鉄道ファンで構成されたチーム「TEAM51」の活動内容はこちらからご覧いただけます。