5分でわかる、はじめてのバンコク旅行

旅の計画に役立つ!
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日本から飛行機で約6時間、時差は2時間とアクセスが良好で、数あるアジア諸国の中でも人気の高い旅先、タイ。首都バンコクは、近代的な高層ビルが立ち並び、巨大なショッピングモール、ワールドクラスのラグジュアリーホテルが点在し“東南アジアのハブ”として世界中から注目が集まる国際都市です。今回は「はじめてのバンコク旅行」に役立つ情報を一挙ご紹介します。

旅の計画を立てよう

■ベストシーズン

バンコク 天気

※出典:Forecast7.com 渡航の際は、現地の状況に従って適切な行動をお取りください。

年間の平均気温が約29度という常夏のバンコクですが、乾期(11月~3月)、暑期(4月~5月)、グリーンシーズン(=雨期 6月~10月)の大きく3シーズンに分かれています。乾期は、爽やかな青空が広がる日が多く、観光にはぴったりの季節です。ただし、暑期やグリーンシーズンであっても、日本の梅雨のように終日雨が降り続くことはめったにありません。

■何泊何日がいい?

定番の観光地巡りにショッピング、グルメやスパに、旅のお楽しみが多いバンコクを旅するなら、少なくとも3泊4日もしくは3泊5日の日程がおすすめです。とりわけはじめてバンコクを訪れるなら、ぜひ十分に余裕をもって訪れてみてください。ほんの少し足を伸ばして、アユタヤ(車で1時間半)やビーチリゾート(パタヤ 車で約2時間)に行く場合は、プラス1泊2日は欲しいところです。ただし、日帰りの現地ツアーなどを上手に組み込めば、現地で一泊しなくても旅程に入れることは可能。さまざまに工夫を凝らしたプランを考えてみるのも楽しいでしょう。

訪れるべき代表的観光スポット

魅力的な観光スポットが無数にあるバンコクですが、ここでは「はじめてのバンコク旅行」でおさえておきたい観光スポットをご紹介します。

■三大寺院


バンコク観光でまず外せないのが、チャオプラヤー川沿いに佇む三大寺院、ワット・プラ・ケオ、ワット・ポー、ワット・アルンを巡る定番ルートです。それぞれに美しい寺院は格式が高く、バンコクの人々の信仰を集めます。

ワット・プラ・ケオ(王宮寺院)1782年、ラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院で、通称エメラルド寺院と呼ばれています。その名の通り、エメラルド・ブッダが季節に合わせ年3回衣替えし、タイで最も美しいきらびやかな寺院です。

ワット・ポー長さ46メートル、高さ15メートルの黄金の涅槃像が祀られた、バンコク最古の寺院。横たわる黄金の仏像はそれだけでも大迫力ですが、仏教の世界観を現した108の図が描かれた巨大な足の裏は思わず見とれてしまう美しさです。

ワット・アルン三島由紀夫の小説『暁の寺』に登場することから日本人にも馴染み深いワット・アルン。夕暮れ時には、夕陽が反射して美しい暁色を魅せてくれます。川の船上や対岸からの景色は特に美しいです。

■話題の寺院

ワット・パークナムインスタ映えスポットとして有名。閑静な寺院の中に足を踏み入れるとアートのような天井画が目に飛び込んできます。タイの他のワット=寺院とは一線を画す美しい世界観に。

お買物を楽しむ

■チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット


ローカルなお買い物を楽しみたいという場合は、週末しか開催されないバンコク最大の公設市場のチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットへ。約10万平方メートルの広大な面積を誇る敷地内は、衣類、インテリア、ペット、骨董品、古本、中古品、ガーデニング用品、飲食と合わせて8つのゾーンに分けられ、1mほどの間口の店が全部で約8000軒並びます。

■アジアティーク・ザ・リバー・フロント


タイらしいナイトライフを楽しむなら、ナイトマーケットに繰り出すのはいかがでしょうか。東京ドーム約2.5個分の広さの敷地内に、総数約1,500もの店舗とレストラン約40店舗が集まるのが川沿いのナイトマーケット「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」。タイらしい雑貨店があつまるショッピングエリアから、レストランエリアなど、エリアごとに特色のある店舗展開が楽しめます。

■アイコンサイアム


2018年11月チャオプラヤー川沿いのクローンサーン地区に開業したタイ最大級となる複合施設「アイコンサイアム」。タイに初めて進出するブランドが多数出店し、バンコク初となる高島屋など、日本ブランドが多いことでも注目を集めています。水上マーケットをイメージした館内のフードコート「スックサイアム」にはタイ全土の料理がならんでいます。

■高級デパート群


タイで最先端のショッピング体験をするなら、流行発信地であるサイアム駅〜チットロム駅周辺へ足を向けてみてください。国内外のハイエンドなブティックが集積するサイアム・パラゴンをはじめ、地元のセレブ御用達のセントラル・エンバシーやゲイソン、東南アジア最大級のショッピングモールであるセントラル・ワールド、日本人好みの品物が揃う老舗百貨店のセントラル・チットロムなど、タイを代表する高級デパートやショッピングモールが集まっています。充実したバンコクのショッピング事情には驚きと興奮の連続です。

■ジムトンプソン・ハウス


タイ土産の定番としても知られるジム・トンプソンは、タイシルクの代表格となった最高級ブランド。創始者ジム・トンプソンの生前の住居には、多くのセレブたちが集ったと言います。チーク材を用いたタイの伝統的な建築や古美術コレクションの見学、緑や花々が美しい庭など、博物館となって、華やかな当時の暮らしぶりを今に伝えています。

必食グルメとおすすめ店

日本でも人気で馴染みのあるタイ料理ですが、本場ならではの絶品タイ料理をお探しの方に、厳選した必食タイグルメをご紹介します。

カオマンガイカオマンガイは鶏のスープで炊いたご飯に茹で鶏を乗せ、タレを絡めて食べる、定番ローカルフードのひとつ。バンコクでカオマンガイが有名な店は、プラトゥーナム交差点近くにある「ガイトーン・プラトゥーナム」です。日本にも上陸した「ピンクのカオマンガイ」として知られる名店で、ご飯の炊き加減、照り具合、鶏肉の柔らかさ、タレのコク、どれをとっても安定した存在感がある一皿に巡り合えるでしょう。

パッタイパッタイとはタイ風焼きそばのこと。国民食ともいえるパッタイの有名店がバンコクの「ティップサマイ」です。カオサン通りからほど近い場所にある老舗で、行列は覚悟しておきましょう。ですが、並ぶ価値のある味を堪能できるはず。通常のパッタイに加え、卵で包んだパッタイも人気です。

トムヤムクンスパイスの香りと辛味の独特の味わいが病みつきになるタイ料理の定番メニューのひとつ、トムヤムクン。トム=煮る、ヤム=合える、クン=エビの意味の通り、エビの旨味を感じるスープです。「ソンブーン・シーフード」のトムヤムクンは、シーフードレストランらしくエビの出汁がしっかり効いた旨味たっぷりのスープが定評。同店はプー・パッ・ポンカリー(蟹のカレー炒め)も有名です。

ソムタム青パパイヤを使用したタイのサラダの代表格。シーロム・サラデーン通りにあるタイ料理店「ソムタムダー」は、ソムタムを中心に、イサーン(タイ東北)地方の料理を提供しています。ニューヨークとホーチミン、さらに東京にも出店を果たし、ニューヨーク店はミシュラン一つ星を獲得している実力派レストランです。

タイ家庭料理日本と同様、それぞれの郷土で「母の味」が存在するタイ料理。バンコクには、お洒落な雰囲気の中、ほっとするような家庭料理を提供するレストランが多数あり、連日グルメなタイ人で賑わいます。「スパンニガー・イーティング・ルーム」はバンコク市内に3店舗を構える人気店。オーナーの祖母のレシピを元にした家庭料理をおしゃれな店内で楽しむことができます。

バンコクで体験したい5つのこと

バンコクを訪れたら、ぜひ体験したいことはこちら。エキサイティングに楽しんだり、癒されたりと、刺激がいっぱいのバンコクを満喫してみてはいかがでしょうか?

■タイで一番高い建物でスリル体験する


タイで一番高い建物「キングパワー・マハナコーンビル」の最上階78階に位置し、360度のパノラマビューを見渡すことができる展望台はバンコクの観光スポットととして必見の新名所です。世界最大級のガラス床が設置され、スリル満点!

■夜景の綺麗なルーフトップバーに行く


バンコクはルーフトップバーの天国。高層の高級ホテルは必ずと言っていいほど、ルーフトップバーがあり、それぞれ個性的なシーンを演出しています。世界で最も空に近いオープンエア・レストランとも言われ、映画「ハングオーバー」のロケ地にもなった「シロッコ」や、スタイリッシュにお酒と音楽を楽しめるバー「Red sky」などの個性派や、「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」「バンコク・マリオット・ホテル」など大手ホテルチェーンのルーフトップバーまで、ドレスコードがある場所から、カジュアルな雰囲気のバーまでバラエティ豊富に揃っています。

■タイ古式マッサージを受けてみる


バンコクでは、伝統的なタイ古式マッサージの総本山ワット・ポーをはじめ、街の至るところにマッサージ店が立ち並んでいます。日本と比べて格安でマッサージが受けられるのも嬉しいポイントです。人気が高いのは、タイ古式マッサージの総本山「ワット・ポー」にある「ワット・ポー・マッサージ・サービスセンター」。タイ古式マッサージはもちろん、気軽に受けることのできるフットマッサージも人気です。

■トロピカルフルーツに舌鼓を打つ


タイは、南国フルーツが美味しいことでも有名。一年を通して様々なフルーツが収穫され、毎日のように食卓に並びます。日本では中々お目にかかれないフルーツを思う存分楽しむことができる店舗もあるので、贅沢なデザートタイムにいかがでしょうか?ワット・ポーからすぐのカフェ「make me mango」は、その名の通りマンゴーデザート専門店。マンゴー尽くしのデザートの数々に思わず笑みがこぼれます。 

■音楽&パーティーを楽しむ


南国のタイでは1年を通して、屋外で楽しむことのできる音楽フェスが各地で開催されています。近年は、最先端技術を駆使した豪華なEDM※フェスや、エコやサスティナビリティをテーマにした、洗練された音楽フェスも大きな話題になっています。バンコクでは水掛け祭りxダンス音楽が融合した大きなフェスが毎年2回行われ、世界中からたくさんの人々が集まります。日本人DJを含む、世界的に有名なDJたちが、バンコクのナイトクラブなどでイベントを行っています。
※EDM=エレクトロニック・ダンス・ミュージック

宿泊先の選び方

バンコクには、世界トップレベルの有名5つ星ホテルチェーンが顔を揃えるだけでなく、リーズナブルなシティホテルやゲストハウス、ローカルな雰囲気が魅力のブティック、古民家をリノベーションしたようなユニークなデザインホテルまでと、実に幅広いチョイスを旅行者に与えてくれます。しかも、比較的安価で宿泊できるという点で、東南アジア圏の中でも、抜群のコストパフォーマンスを誇っています。

■シティリゾートを満喫

喧騒を離れ、のどかなチャオプラヤー川にたどり着くと、周辺はラグジュアリーなホテルが建ち並ぶリゾートエリアとなっています。このエリアには、「ザ・サイアム・ホテル」や「マンダリン オリエンタル ホテル バンコク」や「ザ・ペニンシュラバンコク」「シャングリ・ラ ホテル バンコク」「ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ」といった名だたる豪華リゾートが集中しています。ぜひお気に入りの一軒で夢見心地のバンコクステイを楽しんでみてください。

■アクティブ行動派

市内をアクティブに動き回るなら、交通の便を味方に付けるのが得策です。各エリアの特色をみながら、旅の目的にマッチするステイ先を選ぶのがおすすめです。

-スクンビット通り
外国人が多く住居を構えるスクンビット通りは、ハイソな人々が行き交うエリア。一流ホテルが軒を連ねます。日本人駐在員の家族が暮らすスクンビット33周辺のジャパニーズ・タウンなどでは、日本料理レストランも点在し、インターナショナルなバンコクを強く感じさせます。

-シーロム
もともと海外貿易の拠点として栄え、ポルトガルやフランスなど西欧諸国の大使館、商人らの邸宅、輸入品販売店などが集中していたため、ネオクラシカルな建築群が目立つシーロム通り。高級ホテルやおしゃれなデザイナーズ・ホテルが点在しています。

-サイアム・ラーチャダムリ周辺周辺
BTSサイアム駅周辺はいわゆる若者が集うトレンディなエリア。タイを代表する高級デパートや大型ショッピングモールが集中しているので、ショッピングには事欠かないでしょう。ラーチャダムリ周辺にはヒルトングループ最高級ブランド「ウォルドーフ」が東南アジアで初めてバンコクに開業した。

-リバーサイド周辺
近年、盛り上がりを見せている、タイの首都バンコクの中央を流れるチャオプラヤー川の川沿いエリア。タイの三大寺院や、人気のショッピングスポットである「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」「アイコンサイアム」「LHONG 1919」などはボートでの移動が可能で、BTSとMRTでのアクセスもさらに便利になりました。川沿いのホテルの中には、シャトルボートサービスを利用してホテルの船着き場から人気観光スポットへのアクセスが可能な所もあります。

公共交通機関


はじめてのバンコク旅行で、必ずチェックして欲しいのが交通事情です。渋滞で有名なバンコクなので、事前に利用できる公共交通機関を確認しておきましょう。

■空港から

スワンナプーム国際空港から市内へは、エアポート・レイル・リンクで約30分。タクシーを利用する場合も、高速道路を利用して約30分。但し渋滞時には倍以上かかってしまうこともあるため、到着時間によって、移動手段を決めることをおすすめします。

ドンムアン国際空港から市内へは、SRT(都市鉄道)、メータータクシー、エアポートバス、路線バス、国鉄でアクセスできます。エアポートバスで市内まで約1時間です。

■市内の移動

市内の移動は高架を走る鉄道「BTS」や地下鉄「MRT」が、観光にも便利かつ安心です。鉄道で行けない場所はタクシーを活用します。またタイでお馴染みの三輪タクシー「トゥクトゥク」やチャオプラヤー川を運航するエクスプレス・ボートを利用すれば、移動の間にもタイの人々の生活ぶりなど、ローカルな光景を目にすることができます。

旅の注意点

生活習慣にくわえ、国民の約90パーセントが仏教徒のタイは、宗教上の慣習や生活様式、文化が日本とは大きく異なります。事前にポイントをチェックしておきましょう。

■宗教と王室への敬意
タイの人々は、たとえ仏教徒でなくても、宗教全般と王室に対して、深い尊敬の念を抱いて暮らしています。寺院への参拝の際に、男女ともに露出の高い服装は避け、特に女性は僧侶に触れてはいけないということを覚えておきましょう。また男女が寺院内で手をつないだり肩を組むことも慎みましょう。

■水事情
常夏のタイでは、水分補給をしっかり行いたいところですが、生水は厳禁です。食堂などでだされる水は一度沸騰させた水も多いですが、胃腸に自信のない人はミネラルウォーターの方が安心です。

■トイレ事情
レストランやホテルの大半のトイレは洋式トイレですが、公共の有料トイレや大衆食堂などはタイ式トイレの場合があります。タイ式では、穴の開いている方を後ろにして用を足します。水洗でない場合は、脇にある汲み置きの水を使い、紙は流さずに備え付けのゴミ箱に捨てましょう。

■持ち物
バンコク旅行の必携アイテムにもいくつかのポイントがあります。寺院観光時に露出を避けるためカーディガンと長ズボンを用意しましょう。寺院では短パンやサンダルが厳禁の場所もあるので注意が必要です。室内の冷房対策にも一役買います。その他、日焼け止め、虫除け、除菌ティッシュやスプレーなど、東南アジア旅行全般で役に立つアイテムも忘れずに。尚、電源プラグは「C」タイプや「BF」タイプ、さらに日本と同じ「A」タイプ。但し、電圧は220Vと日本と異なるので、製品によっては変圧器が必要になります。

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