バンコクから足を伸ばしてリゾートへ 〜海編〜

シティ&リゾートの旅
バンコクから足を伸ばしてリゾートへ  〜海編〜

美しいリゾート地を多数有する国、タイ。アンダマン湾とタイ湾に面し、南国らしいトロピカルなビーチリゾートは、個性派ぞろい。さらに、マイナスイオンたっぷりの熱帯雨林に囲まれたマウンテンリゾートも近年人気上昇中です。

今回は、バンコクを拠点に足を伸ばして訪れたいビーチリゾートを、一挙ご紹介です。

 

タイ屈指の一大リゾート「プーケット」

・バンコクからのアクセス:飛行機で約1時間20分 
・ベストシーズン:11月〜3月

タイ最大の島「プーケット」は、白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がり「アンダマン湾の真珠」と称される、美しいビーチリゾートです。早くからリゾート開発がされたこともあり、今ではアジアを代表する一大リゾートとしての地位を確立。個性豊かなビーチが並び、ホテルやアクティビティも選択肢が多いのが特徴です。

 

バンコクからのアクセス方法

タイ南部のプーケットへはバンコクから飛行機で約1時間20分ほど。スワンナプーム国際空港ならびにドンムアン空港からは、タイ国際航空やバンコクエアウェイズ、LCC各社が毎日運航をしています。(2017年1月現在) 飛行機の他にも、長距離バスが運行し、所要時間は約14時間です。

 

プーケットの宿泊施設

プーケットには、高級リゾートホテルが並ぶバンダオ・ビーチや、島随一の賑わいを見せるパトン・ビーチ、絶景が広がるナイ・ハン・ビーチなど、西海岸を中心に10を超える個性豊かなビーチが点在し、旅の目的に合わせて滞在先を選ぶことができます。ホテルのカテゴリーも幅広く、世界的な高級ホテルから、格安で宿泊できるゲストハウスまで揃います。近年は、静かでのんびりした雰囲気の東海岸や、山岳部にもリゾートホテルがオープンし注目を集めています。

 

プーケットのアクティビティ&見どころ

エメラルドグリーンの海に囲まれたプーケットでは、様々なマリンアクティビティを体験することができます。シュノーケリングやダイビング、シーカヌーはもちろん、釣りやサーフィン、クルージングまで充実のバリエーション!

ミラン諸島やピピ島、ヤオノイ島、ラチャ島といった近郊の島々にアイランドホッピングするのも人気です。さらに、島の約7割を占める熱帯雨林では、トレッキングやラフティング、滝遊びといったアクティビティを思いっきり楽しむことができます。

リゾート地にも関わらず、街遊びを楽しめるのもプーケットの魅力。異国情緒漂うプーケットタウンや、アジアらしい活気を感じられるパトン・ビーチ地区は多くの人で賑わいます。

 

手つかずの自然が残る島「サムイ」

・バンコクからのアクセス:飛行機で約1時間
・ベストシーズン:2月〜6月 (セカンドベストシーズン:7月〜9月)

島のほとんどがココナッツで覆われていることから「ココナッツ・アイランド」の異名を持つ島「サムイ」。静かな漁村だったサムイも、今では名立たる高級ホテルが進出し、プーケットと人気を分かつビーチリゾートに発展。華やかなプーケットとは趣が異なり、手つかずの自然がそのままに残されている長閑な雰囲気が、多くのリゾーターを魅了しています。

 

バンコクからのアクセス方法

タイ南部、タイ湾に位置するサムイは、バンコクから飛行機で約1時間。スワンナプーム国際空港からタイ国際航空とバンコクエアウェイズが合計10便以上、毎日運航をしています。(2017年1月現在) その他に、沿岸の地、スラーターニーまでLCC各社や、長距離鉄道や長距離バスを利用してアクセスし、フェリーでサムイに渡る方法もあります。

 

サムイの宿泊施設


コンラッド コーサムイ

“ココナッツの木より高い建物の建設を禁止する”条例により、自然景観がそのままに残されているサムイ。オン・ザ・ビーチに位置するリゾートホテルが多く、島で一番の賑わいを見せるチャウエン・ビーチ沿いには、高級ホテルから、アットホームなコテージまで、様々な趣の宿泊施設が並びます。近年は、島の北側にも、豪華ホテルが続々とオープンし、話題に。さらに、サムイの北に浮かぶパンガン島やタオ島も、リゾート施設が充実。透き通る美しい海を求めて旅行者が集まります。

 

サムイのアクティビティ&見どころ

豊かな海洋環境に恵まれたサムイでは、一年を通してダイビングを楽しむことができます。サムイ周辺の浅瀬は初心者も楽しめるポイント。タオ島やナンユアン島はダイバー憧れのスポットです。


近年人気上昇中の島「タオ島」のサンセット

毎月、満月の夜に行われるフルムーンパーティーで有名なリンビーチを有する島、パンガン島へのアイランドホッピングも人気のアクティビティ。夜は、活気溢れるチャウエン・ビーチ・ロードのレストランやバーでナイトライフを楽しむのも一興。もう少し落ち着いた雰囲気をお望みなら、空港近くのボプット・ビーチ周辺のノスタルジックな町で、食事やお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

秘境を感じる自然の宝庫「クラビ」

・バンコクからのアクセス:飛行機で約1時間20分
・ベストシーズン:11月〜5月

クラビは、熱帯ジャングルと石灰岩の岩山に囲まれた、秘境感の残るビーチリゾートです。複雑に入り組んだ地形のため、陸路でアクセスできるビーチがほとんどなく、ボートで移動するのが一般的。その分、大規模な開発がなされずありのままの自然を楽しむことができます。ピピ島をはじめとした周辺の島々へ、アイランドホッピングするのも人気です。

 

バンコクからのアクセス方法

パンガー湾を挟んでプーケットの対岸に位置するクラビまでは、バンコクから飛行機で約1時間20分です。スワンナプーム国際空港ならびにドンムアン空港からは、タイ国際航空やバンコクエアウェイズ、LCC各社が合計20便以上、毎日運航をしています。(2017年1月現在)飛行機の他にも、バンコク南ターミナルより長距離バスが毎日運行し、所要時間は約12時間ほど。

 

クラビの宿泊施設

ソフィテル プーキートラー クラビ

クラビの移動拠点となるアオナーンビーチをはじめ、それぞれのビーチごとに宿泊施設が点在するクラビ。広大な敷地に佇む高級ホテルから、カジュアルホテル、バンガローと幅広くラインアップしています。宿泊施設の多くが、美しい自然環境に配慮して建設され、静かでのんびりとした滞在を満喫することができます。ピピ諸島やランタ島といった人気のリゾートアイランドも宿泊施設が充実しています。

 

クラビのアクティビティ&見どころ 


透き通るように美しいパンガン湾でのんびりシーカヤック

大自然に囲まれたクラビでは、ダイビングやシーカヤック、ロック・クライミングなど、アクティブ派に嬉しい楽しみがいっぱいです。

また、森の中の川や滝には天然温泉が湧き出ている場所も!森林浴をしながらのんびり温泉気分を堪能すれば心身ともにリフレッシュすること間違いなし。さらに、山岳部では、象の背中にのって散策をするエレファント・トレッキングも人気です。

 

バンコクから車で約2時間のビーチリゾート「パタヤ」

・バンコクからのアクセス:車で約2時間
・ベストシーズン:11月〜3月(セカンドベストシーズン:4月〜5月)

バンコクから車で約2時間というアクセスの良さから、1960年代からリゾート開発が進められ、以後50年以上に渡って国内外から旅行者が訪れるパタヤ。美しいビーチでマリンスポーツを楽しめることはもちろん、数多くあるゴルフコースには一年を通して多くのゴルファーが訪れます。その他にもショッピング施設やテーマパークなどの商業施設も充実。エンターテインメントの街らしく、多彩なナイトライフを楽しむことができるのもパタヤの人気の理由のひとつです。

 

バンコクからのアクセス方法

バンコクから南東へ約160kmの海岸線に位置するパタヤは、バンコクから車で約2時間、スワンナプーム国際空港からは約1時間で訪れることができます。タクシー以外の公共交通機関を利用する場合は、バンコク東ターミナルならびにスワンナプーム国際空港からから約15分おき(夜間は約40分おき)に運行するバスを利用するのが便利です。所要時間は約2時間〜2時間半。

 

パタヤの宿泊施設

Uパタヤ

約20kmにわたる海岸線には、個性豊かなビーチが並びます。パタヤで一番の賑わいを見せるパタヤビーチや、落ち着いた雰囲気で家族連れにも人気のジョムティエン・ビーチなど、旅の目的に合わせて滞在場所を選ぶことができます。宿泊施設も、世界的な高級ホテルから、お手頃なゲストハウスまで幅広く揃います。

 

パタヤのアクティビティ&みどころ

華やかなビーチリゾート、パタヤでは、パラセイリングやバナナボート、ジェットスキーなどの王道アクティビティが盛んです。さらに美しい海を求めて、ラン島やパイ島に渡り、シュノーケリングに勤しむ旅行者も多数。また、パタヤではマリンスポーツ以外にも、ムエタイ観戦やニューハーフショーなど、刺激的なナイトライフを体験することができます。ウォーター・パークや水族館など、子供が喜ぶ観光スポットも揃い、家族旅行の旅先としても人気です。

 

王室御用達のビーチリゾート「ホアヒン」

タイ王室の保養地として発展し、海岸沿いに離宮が佇むリゾート地「ホアヒン」。優雅で気品漂うビーチは、白砂の上で楽しむ乗馬が名物。格式高いリゾート風情を演出します。また、エンジン音のするマリンスポーツが禁止のため、タイのビーチリゾートの中でも静かで穏やかな時間が流れるホアヒン。王族ゆかりの建築物も多く残され、タイ王室の歴史に想いを馳せる豊かな旅を叶えてくれます。

・バンコクからのアクセス:車で約2時間 30分
・ベストシーズン:11月〜2月(セカンドベストシーズン:3月〜4月)

 

バンコクからのアクセス方法

バンコクから南へ約200km、タイ湾をはさんでパタヤの対岸に位置するホアヒンは、バンコクから車で約2時間半。フアランポーン駅からは、鉄道が1日合計10本運行し、所要時間は約3時間半。さらに、バンコク南ターミナルから、45分ごとにバスが運行しています。また、スワンナプーム国際空港からは、エアーポート・ホアヒンバスが運行し、約3時間でホアヒンまで移動することが可能です。2017年1月には、パタヤからのフェリーも運行中です。

 

ホアヒンの宿泊施設

ほとんどのホテルがビーチに面し、波音を感じる滞在を叶えてくれるホアヒン。近年は、世界的な高級ホテルをはじめ、個性的なブティックホテル、自然と調和するコテージなどが次々とオープンし、旅の目的に合わせて選べる滞在先が増えています。ゲストの健康をサポートするプログラムを提供するウェルネス・リゾートや、本格的なスパ施設を備えた宿泊施設も揃い、日頃の疲れを癒し、明日からの活力を養う旅にぴったりのリゾート地と言えます。

 

ホアヒンのアクティビティ&見どころ

ロイヤルリゾート、ホアヒンの名物と言えば潮風を感じながら海辺をのんびり散策する乗馬体験。また、ホアヒンはタイのゴルフ発祥の地で、現在でも名門ゴルフコースが揃い踏みです。


名門コースが揃いぶみのホアヒン

さらに、ホアヒン周辺には多種多様な動植物が生息する国立公園が点在し、熱帯ジャングルに暮らす野鳥や動物を観察しながらトレッキングをしたり、ラフティングに挑戦するエコ・ツーリズムも盛んです。その他にも、美しい意匠に目を奪われる歴代王の離宮巡りや、連日賑わいを見せるナイトマーケットに足を運ぶのもホアヒンの楽しみのひとつです。

 
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