ディップ・バンコク

Dib Bangkok
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2025年12月21日に一般公開されたバンコク初の国際現代美術館。創設会長のプーラット(チャーン)・オーサタヌグロ氏は、タイを代表するビジネスリーダーであり、教育者でもあり、2023年に父であるペット・オーサタヌグロ氏が逝去した後、プーラット氏は美術館の中核チームを率い、父のビジョンを継承しました。美術館を公的機関へと変貌させ、世界的な意義を強く意識した世界クラスの現代美術コレクションの拡充に尽力しました。

この拡大し続けるコレクションを展示の中心に据え、「ディップ・バンコク」はタイと東南アジアにおける創造的交流のための新たな国際プラットフォームとして誕生。タイと世界の現代アートの新たな文化的拠点となり、来場者に創造性、学習、そして交流の機会を提供しています。その名称は、タイ語で”生の”または、”自然で本物の状態”を意味する「Dib(ディップ)」に由来し、その精神は美術館の使命、デザイン、そしてプログラムに反映されています。

建物は、1980年代に建てられた鉄骨倉庫を再利用し、WHY Architectureのクンラパット・ヤンタラサ氏によって再設計されました。このデザインは、当時の工業構造の特徴的な建築要素を保持しつつ、現代的な美学を融合させ、歴史的な起源を想起させる空間を創り出しています。こうした工夫には、むき出しのコンクリートの柱や、タイと中国の伝統的な窓格子などがあり、過去と現在を繊細に結びつけています。この考えは、タイ語で”生の”または”本物の”を意味する「Dib(ディップ)」という館名にも表れています。

約70年にわたるコレクションを誇る「ディップ・バンコク」は、静謐で思索に満ちた空間で、崇高なものへの探求の旅へと誘います。このビジョンを実現するため、多様な展覧会、コミッション作品、プログラムを開催し、訪れる人々の興味を刺激すると同時に、遊び心を取り入れることで、アートとの出会いをより豊かなものにしています。

7,000㎡のギャラリースペースでは、幅広い展示が行われています。2階の通路にある屋外彫刻庭園には、ジェームズ・タレル氏による壮大な常設インスタレーション「ストレート・アップ (Straight Up)」(2025年)が展示されており、ピナリー・サンピタック氏による官能的なスピリチュアリズム「ブレスト・ストゥーパ・トピアリー(Breast Stupa Topiary)」(2013年)と対象的になっています。揺るぎない情熱が形になったこの施設は、現代アートが人間性と精神的な繋がりを共有する言語として機能し、街の中心に新たな文化的ランドマークを創り出すという使命感を持っています。国内外のアーティストを共に称え、多様な芸術の声が出会い、共鳴し、刺激し合う場を創り上げています。

開館記念展「(In)visible Presence」では、モンティエン・ブーンマー、イ・ブル、アンゼルム・キーファー、アリシア・クワデなど40人の著名なアーティストの作品が展示され、記憶と不可視性を多感覚的に探求しています。WHY Architectureのクンラパット・ヤンタラサ氏と、タイを拠点とする国際建築設計事務所Architects 49(A49)のコラボレーションによるこの展覧会は、2026年8月3日まで開催され、初代ディレクターの手塚美和子館長の芸術監督の下、アリヤナー・チャイウァーラノン氏がキュレーションを担当しています。

中庭の向かい側、1階にある「Watthu-Dib Bistro & Bar」では、世界各国の本格的なグルメを遊び心のあるタイのテイストでお楽しみいただけます。お料理とドリンクメニューは、旬の食材と芸術性を兼ね備え、食のルーツに根ざしています。「ディップ・バンコク」のチケットをお持ちでない方も、ご利用いただけます。

▼ 「ディップ・バンコク」ミュージアム・ガイド(PDF)
Dib Bangkok Museum guide

Photo Credit:
Courtesy of Dib Bangkok. Photo by W Workspace.
James Turrell, Straight Up (2025). Courtesy of Dib Bangkok. Photographer Watcharapong Sermwichitchai, 2025.
James Turrell, Straight Up (2025). Courtesy of Dib Bangkok. Photographer Auntika Ounjittichai, 2025.

基本情報

名称 ディップ・バンコク
名称(英) Dib Bangkok
URL https://dibbangkok.org/
営業時間 木-月10:00~19:00 (ギャラリーは18:45クローズ)/火・水休館日 ※Watthu-Dib Bistro & Barは、木-月 09:00~24:00 (火・水定休日)
住所 111 Soi Sukhumvit 40, Phra Khanong, Khlong Toei, Bangkok 10110
アクセス BTS(スカイトレイン)ライトグリーンライン・エカマイ駅から車で約5分、徒歩約20分。
メール info@dibbangkok.org
備考 Instagram: https://www.instagram.com/dibbangkok/
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キーワード
ディップバンコク, ディブバンコク, Dib Bangkok, Dib

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