
クラビ県のパークナム地区に位置し、クラビの町のシンボルになっている観光名所。クラビ川の両岸にそびえ立つ高さ約100mの2つの石灰岩の岩山で形成されています。水に面した岩山のエリアには、先史時代の人類が住んでいた洞窟へと続く階段があります。
1999年に発掘された洞窟内の証跡からは、貝殻、食料として焼かれて食べられた痕跡のある動物の骨、人骨、動物の歯、木炭の破片、約3,000〜5,000年前の陶器の容器、三脚の壺、壁画などが、突然の洪水がきっかけでここに暮らすようになった人々の形跡を示しています。2018年には、人骨と一緒に地面に横たわる大きな蛇の骨格が発見されました。
2つの岩山は互いに背中を向けるような形で立っていて、第二次世界大戦中の日本兵のシェルターを再現した場所もあります。また、洞窟内は、鍾乳石とクレーターのある空間に分かれており、上部には光が差し込み風通しもよく、ロープを利用して頂上まで登ることができます。観光客は、チャオファー桟橋でロングテールボートのレンタルが可能(300バーツ~)。「カオ・カナープナーム」までの所要時間は約15分で、マングローブの森が生い茂る周囲の景色を楽しむなど、さまざまなアクティビティを体験することができます。洞窟内を見学する場合は、約1時間半かかります。
2025年8月、日本全国公開の『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のロケ地としても、注目を集めています。
基本情報
名称 | カオ・カナープナーム |
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名称(英) | Khao Khanap Nam |
URL | https://x.gd/ZegJu |
営業時間 | 毎日08:30~16:00 |
料金 | 500バーツ |
住所 | Pak Nam, Mueang Krabi District, Krabi 81000 |
アクセス | クラビ・タウンの中心部から車で約10~20分 |
地図 | Googleマップで確認する |