
▲写真中央 TATアジア南太平洋地域国際マーケティング担当副総裁パッタラアノン・ナチェンマイ
バンコクにてセレモニー実施
バンコク、2025年12月4日 – タイ国政府観光庁(以下、TAT)は、タイ・エアアジアXとタイ・ライオン・エアが運航する日本―バンコク線3便の運航を開始し、地域間の接続性において新たな節目を迎えました。仙台、北海道、大阪発の新規路線は、タイへの短距離アクセスを大幅に拡大し、タイで最も価値の高い国際市場の一つであるこの国における年末の旅行需要を活性化すると期待されています。
TATアジア南太平洋地域国際マーケティング担当副総裁のパッタラアノン・ナチェンマイは、「仙台、北海道、大阪発の新規路線は、タイの観光業の将来性におけるパートナー航空会社の強い信頼を反映しています。航空アクセスの拡大は、日本からの旅行者の流れを維持するために不可欠であり、タイ国政府観光庁は引き続き航空会社と協力し、持続的な成長を支援していきます。若い日本人旅行者の関心が高まる中、タイは今日の変化する旅行の嗜好に応えるクオリティの高い体験を提供できるよう努めます。」と述べました。
日本は、タイにとって主要なインバウンド観光の供給源であり、堅調で安定した収益を生み出し、年間を通して安定した渡航者数を維持しています。TATは、既存の顧客層を維持しながら、特にタイを初めて訪れるミレニアル世代とZ世代といった新規顧客層への影響力を拡大することで、市場への二重アプローチを推進しています。航空会社との提携強化と座席供給量の拡大はこの戦略の中核を成し、日本人旅行者にとってタイが人気の旅行先となることを支えています。
タイ・エアアジアXは、2025年12月1日に仙台―バンコク線を週4便で運航開始しました。この初便には、東北地方から100名以上のユースサッカー選手たちが搭乗し、試合やトレーニングのためにバンコクを訪れました。彼らの到着は、TATが「Enjoy Training in Thailand」(タイでトレーニングを楽しもう)キャンペーンを開始した時期と重なります。このキャンペーンは、日本のユースアスリートやコーチにとって、温暖な気候で年間を通してトレーニングできる場所としてタイをアピールするものです。このプログラムには、パートナーのスポーツクラブとの共同プロモーションも含まれており、定期的なトレーニングキャンプをタイに導入し、世界クラスのスポーツトレーニング拠点としてのタイの知名度を高めることを目指しています。
タイ・ライオン・エアは、2025年12月1日に北海道―バンコク線を週3便就航しました。また、同年12月2日には大阪―バンコク線を週4便就航し、日本の主要都市とタイの接続をさらに強化しました。
2025年1月1日から11月30日までの間にタイを訪れた日本人旅行者数は985,612人に達し、前年比4.16%増となりました。旅行者の多くは個人旅行者で、タイ旅行1回あたりの平均支出額は39,000バーツ、平均滞在日数は6.04日です。人気の目的地には、バンコク、チョンブリー、プーケット、アユタヤ、チェンマイなどがあります。タイは、2025年末までに日本人旅行者数100万人を超えるという目標に向けて前進しており、需要の増加は力強い推進力となっています。



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