海にも近いアンパワーを流れるメークローン川は、マングローブの一種であるランプーの木(Sonneratia caseolaris=ハマザクロ科マヤブシキの仲間)が多く生息し、このハチミツを求めてやってくるホタルの生息地として有名です。
このあたりで見られるホタルは、ペトロプテックス(英語名:Pteroptyx Tener)という日本ではみられない種類。幼虫の間は貝などを食べて大きくなり、寿命3ヶ月程度ですが次々に世代交代していくので、ほぼ一年中見ることができるといわれています。中でもおすすめの時期は、5〜10月の間。同じランプーの木に集まってくるホタルは仲間の光に呼応して同時に点滅するので、その光景はまるでクリスマスツリーのイルミネーションのように幻想的な光を放ちます。
鑑賞中の注意点として、ホタルが見られるポイントのすぐそばにはここで生活する人々の家屋があります。最近観光客が増え、船のエンジンや人の声などの騒音問題もありますので、くれぐれもマナーを守って楽しみましょう。
基本情報
名称 | アンパワーのホタル鑑賞 |
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名称(英) | Amphawa Firefly Watch |
料金 | 乗り合い船は一人50バーツ前後 (現地にて要確認) |
住所 | Amphawa, Samut Songkram |
アクセス | 船のチャーター、もしくはアンパワー水上マーケット周辺からの乗り合い船に乗船 |
地図 | Googleマップで確認する |