「ハッブ・ホー・ヒン」は、ソンクラー旧市街のナコーンノーク通りにあるかつて精米所だった建物です。赤を基調としたクラシックな雰囲気で、かつてソンクラー市の経済が多くの中華系の一族によって支えられていたことをあらわしています。
この建物は、1914年にクン・ラチャキッチャリー (チュン・リム・リムサオワプルック)/Khun Ratchakitjaree(Chun Lim Limsaowaphruek)によって設立されました。14年後、クン・ラチャキッチャリーの孫であるスチャート・ラッタナプラカーン氏(Mr.Suchart Rattanaprakarn)がこの家業を買収し、蒸気式精米所に切り替えて、精米所として発展させました。当時は、もみ殻を燃料として使用していました。
この精米所の名前は、”フ・ホー・ヒン”(Huh Ho Hin)という福建語で、団結、調和、繁栄を意味しています。第二次世界大戦中、日本はソンクラーを占領し、この精米所を医薬品の倉庫として使用していました。戦後、精米事業は廃止され、輸出用のゴムを保管する倉庫と漁港に転用されました。現在は、ソンクラー遺産信託協会(Songkhla Heritage Trust Society)の事務所になっていて、観光客も見学することが可能。アートな雰囲気が、写真撮影スポットとしても人気です。ソンクラー・オールドタウンの街歩きの際に、立ち寄ってみてください。
基本情報
名称 | ハッブ・ホー・ヒン (レッド・ライス・ミル) |
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名称(英) | Hab Ho Hin (Red Rice Mill) |
URL | https://www.tourismthailand.org/Attraction/rhongseedanghubhohin |
営業時間 | 08:30~19:30/不定休 |
住所 | Bo Yang, Muaeng Songkhla, Songkhla 90000 |
アクセス | ハジャイまではバンコクから飛行機の国内線が運航。ソンクラー空港(海軍管理下)にほど近いソンクラー・オールドタウンのナコーンノーク通り沿いにあります。 |
電話 | 074-321-675 |
備考 | https://thailandtourismdirectory.go.th/en/attraction/380 |
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