<ザ・ネーション記事より抜粋>
2012年8月16日:
先週末、暁の寺院として知られるワット・アルンの仏塔に備え付けられた馬の彫像の首から頭部までの部分が壊れて落下。仏塔の部分的破損の緊急修復に50万バーツが投じられる。
スクモン文化相によると、壊れた馬の彫像の修復と、仏塔の他の3体の馬の彫像を良好な状態に保つ作業の完了までに3ヶ月かかる予定。タイ文化省は修復資金を提供する。
スクモン文化相は、昨日、仏塔の損傷部分を調査するために同寺院に訪れた後、「大規模修復プロジェクトは少なくとも8千万バーツかかり、2017年に着手される予定だ」と述べた。
また、修復募金の呼びかけも行っている。口座番号はクルンタイ銀行018-0-09603-6、口座名は「Kong Thoon Burana Boransathanコン・トーン・ブラナー・ボランサタン(古代遺産修復募金)」。
寺院の大規模修復プロジェクトは10年ごとに行われ、これまでが1997年、2007年、そして今回が2017年だ」と、芸術局のソムスダー事務局長は話した。
馬の彫像だけでなく、仏塔の磁器ピースや半身半鳥像の数か所も風雨や長い年月のためにはがれ落ちている。
(中略)
仏塔の最上部が落下したという報道を受け、寺院の副院長は「メディアは誤った報道をしており、仏塔部分はしっかり残っている。損傷したのは馬の彫像のみ。また修復工事中は、旅行者の安全のため寺院の一部を閉鎖することになるだろう」と語った。
■The Nation原文(全文)はこちらから
http://www.nationmultimedia.com/national/Ministry-to-repair-damaged-sculpture-on-Bt500000-b-30188436.html