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【バンコク】11/6開催「王室御座船パレード(ロイヤルバージ)」|10/15、10/21&10/28 リハーサル公開

2026/10/09

タイ文化を象徴する壮大なスペクタクルのひとつ

チャオプラヤー川に金箔を施された52隻もの王室御座船が優雅に姿を現す光景は、東南アジアにおいて、これに匹敵する光景はそう多くありません。「王室御座船パレード」は、めったに見られない荘厳な行事であり、タイ文化を象徴する壮大なスペクタクルのひとつです。この秋、バンコクを訪れる予定がある旅行者にとっては、この行事を見学することができる幸運なタイミングといえるでしょう。

何世紀にもわたって受け継がれてきた伝統

タイにおける王室の水上パレードの歴史は、川が主要な交通路であり、国王の御座船が権力の象徴であったアユタヤ王朝時代にまで遡ります。かつて外国の使節団は、この儀式的な船団の姿に畏敬の念を抱き、その様子を記録に残しました。この伝統は1782年のバンコク遷都後も引き継がれ、当時建造された壮麗な御座船は「水上の芸術品」とも呼ぶべきものとなりました。その一部は、現在でも実際に使用されています。

それぞれの御座船は木材から彫り出され、金箔やガラスのモザイク、漆(うるし)で装飾されています。船には神話にちなんだ名が付けられ、船首はヒンドゥー教や仏教の伝説上の生き物を模した形をしています。最も有名なのは、白鳥のような形をした黄金の船首を持つ「スパンナホン(Suphannahong)」号で、これは国王が乗船する船です。一方、「ナラーイ・ソン・スバン(Narai Song Suban)」号は、プミポン前国王の治世中に建造されたもので、同時代に作られた唯一の御座船です。戦時の空襲や長年の経年劣化により船団は荒廃していましたが、修復を経て20世紀半ばに儀式が復活しました。現在、これらの御座船はバンコクノイ地区にある「王室御座船博物館」に保管・展示されています。

この行事の意義

このパレードは極めて稀なものであり、重要な機会にのみ執り行われます。これは、仏教の安居(あんご)期間の終了に合わせて、オークパンサー(出安居)の時期に国王が僧侶に僧衣を献上する「ロイヤル・カティン」の儀式と結びついています。この儀式は、タイのアイデンティティの二本柱である「王室」と「仏教」が融合したものです。

今年の行列は、スティダー王妃の48歳の生誕記念のお祝いの一環として、ワット・アルン(暁の寺)で執り行われるロイヤル・カティン儀式のために実施されます。タイ海軍の隊員2,200名が5列・3隊形に分かれて52隻の船を漕ぎ進め、全長約1,280m、幅約90mの壮大な行列を形成します。漕ぎ手たちは詠唱のリズムに合わせてゆっくりと櫂(かい)を漕ぎ、その独特の響きは深く印象に残るものです。

メインとなるパレードは、2026年11月6日(金)に行われます。ワスックリー(Wasukri)桟橋を出発し、プラ・スメン要塞、ソムデット・プラ・ピンクラオ橋、シリラート病院、王宮、タイ海軍講堂などを経て、ワット・アルンに到着します。開始は午後を予定しており、観覧エリアは午後3時頃から開放される見込みです。余裕を持って、早い時間に到着されることをおすすめします。

チャオプラヤー川沿いの指定エリアの無料チケットの提供はすでに終了していますが、入場可能な余地があるかどうかは、タイ海軍からの最新情報の発信を公式Facebook等でご確認ください。リハーサルは8月17日から始まり、10月28日にかけて計12回行われます。小規模なリハーサルは、10月15日に行われ、チケットがなくても川岸から見学可能です。また、本格的な予行演習(総練習)は10月21日と28日に予定されています。チャオプラヤー川の両岸に公式の観覧エリアが設けられています。アクセス方法については、すでにチケット入手済みの方はチケットを、チケットがない方は、タイ海軍発信の最新情報をご確認ください。

おすすめの観覧スポット

●ラーマ8世橋(Rama VIII Bridge)周辺:一般観覧エリアの北端にあたり、隊列を組んで進む船団を遮るものなく見渡せるため、写真撮影に適しています。
●プラ・スメン要塞(Phra Sumen Fort)&サンティチャイプラカーン公園(Santichaiprakan Park):旧市街にあるこの川沿いの公園は、早めに場所を確保して過ごすのに快適な場所です。船団が最も見応えのある状態で通過するポイントの一つでもあります。
●ソムデット・プラ・ピンクラオ橋(Somdet Phra Pinklao Bridge):船団が橋の下を通過します。高い位置から見下ろす形になるため、船団の隊列全体を捉えることができますが、混雑が予想されます。
●ター・チャン(Tha Chang)&王宮(Grand Palace)周辺:船団が王宮の城壁沿いを通過するエリアです。最も雰囲気があるポイントですが、同時に最も混雑する場所でもあります。
●ター・ティアン(Tha Tien)&ワット・ポー(Wat Pho):チャオプラヤー川の対岸にワット・アルン(Wat Arun)を望むこの場所は、船団が終盤に差し掛かる様子を眺めるのに適しています。
●ワット・アルン(Wat Arun)の川岸:式典の目的地であり、ルートの最後を飾るドラマチックな背景が魅力ですが、立ち入りが制限される可能性があります。
●ワット・アルンや王宮周辺の川沿いのレストランやホテルのテラス席は、早い段階で満席になる可能性が高いです。眺めの良い席を希望される場合は、早めの予約をおすすめします。

王室御座船パレード(ロイヤルバージ)イベント情報

開催日 メインのパレード: 2026年11月6日(金)
リハーサル 小規模なリハーサル: 10月15日(チケットがなくても川岸から見学可能)
本格的な予行演習(総練習): 10月21日・28日予定
最新情報 タイ海軍の公式Facebookをご確認ください。
www.facebook.com/RoyalThaiNavyFanpage(タイ語)

【TAT News】
▼ Gilded Barges on the River of Kings, The Royal Barge Procession, Bangkok
10/7UP

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