2026年のタイ国政府観光庁(TAT)のグローバルコミュニケーションコンセプトは、『Healing is the New Luxury』~癒しこそ、新しいラグジュアリー~。これからの時代のラグジュアリーは、高級品を所有することではなく、心と体を本来の状態へと整える“癒やし”を体験することで、ウェルネス、自然、文化、食など多彩なタイの魅力を通じて、その新しい旅のスタイルを提案しています。
2026年4月23日にバンコク市内にあるMövenpick BDMS ウェルネス・リゾート・バンコクにて、「Amazing Thailand Health & Wellness Trade Meet 2026」が開催され、会場にはタイ国内の健康・ウェルネス関連の事業者92社などが集まり、B to Bのビジネスマッチングが行われました。タイ国政府観光庁 東京事務所では視察旅行を実施し、旅行会社とメディア関係者とともにタイを訪れ、南部のビーチリゾート、クラビでのウェルネスとネイチャーアクティビティを体験。次いで、「Amazing Thailand Health & Wellness Trade Meet 2026」に参加するためバンコクに滞在し、最新のウェルネス事情やトレンドスポットを視察しました。
現地でのウェルネス体験と五感で感じるクラビ&バンコクの癒し旅を写真とともにご紹介します。
《1日目》羽田空港からバンコク経由でクラビへ
東京初の深夜便を利用し、朝09:00 クラビ国際空港に到着。宿泊するヴァラナ・クラビ・ホテルに移動しチェックイン
お昼前でお部屋に入れないためそのまま「Faa Spa」で深夜便利用の体の疲れを癒す。

スパで癒された後は、まだ半分夢の中の状態で、レストラン「NOOK」でランチ。ホテルの敷地内で採れるオーガニックの食材などを用いたヘルシーなメニューの中から定番のガパオをチョイス。初めて食べたやさしい味わいのオシャレガパオ。

全長50mのオリンピックサイズのプールはクラビではここだけ。水泳トレーニング、パドルフィットのクラス、ダイビングのプール講習など様々なアクティビティが体験できる。

14:00 エレファント・サンクチュアリー・クラビへ
このエレファント・キャンプの信念は、「No Riding, Elephant Rescue, Elephant Lover」。今回は、午後のセッションに参加し、象について学ぶレクチャーを受けた後に、一緒に散歩したり、おやつを作って与えたり、洗車状態でホースで水をかけながら象の体を洗ってお世話。次回は水着を着用して、躊躇することなく全身泥まみれになって一緒に遊びたい。(施設内にはローカル式のシャワーとバスタオル有)

17:00 クラビ・タウンへ移動
エレファント・サンクチュアリー・クラビから車で40分弱。まずは、ジュラシック・ワールド/復活の大地』のロケ地のひとつ「カオ・カナープナーム」へ。ボートに乗って洞窟まで行く時間がなく、今回は「プーダムの広場」から写真撮影のみ。恐竜感はなく(当たり前ですが)地元の子供たちが夕涼みに訪れるのんびりした場所。

奥に見える2つの岩山が「カオ・カナープナーム」の入り口。

19:00 ノーン・ジョーク・レストランにて夕食
地元の人々にも人気があるタイ南部の料理が味わえるローカルレストラン。バイリアン(グネモンの葉)と卵の炒め物や酸っぱ辛いカレースープ”ゲーンソム”は、日本にあるタイ料理レストランではほとんど見かけないお料理。


「ヴァラナ・クラビ・ホテル」は、クラビ初のスポーツ&ウェルネス施設だけあって、50mの長水路はホテルではなかなかお目にかかれない。一日ホテルで過ごして、プール、ボルダリングやムエタイなどのアクティビティを体験したり、スパやウェルネス施設で心身を癒したり、プールサイドやお部屋でチルするのがおすすめ。日本人セールスが駐在している。(2026年7月現在)
- ヴァラナ・クラビ・ホテル
- エレファント・サンクチュアリー・クラビ
- マッドクラブの彫刻 (プーダムの広場)
- カオ・カナープナーム
- クラビ・ウォーキングストリート
- ノーン・ジョーク・レストラン
- ジュラシック・ワールド/復活の大地』タイのロケ地
《2日目》クラビのダイナミックな自然のパワーを浴びる
09:00 カオ・ガロスでアドベンチャー体験
「カオ・ガロス」の名前は、タイ南部のマレー系ムスリムが話すマレー語の方言“ヤーウィー語”で、「美しくない、醜い、幽霊のようだ」という意味を持ち、この石灰岩の岩山は、”悪魔の二つの感情の谷”という名前が付けられている。石灰岩の岩山の真ん中辺りにガイコツのような悪魔の顔がこちらを見つめる。

ロングテールボート”ルア・ホアトン”で石灰岩のダイナミックな風景を眺めながら進むと30分ほどでマングローブ林に到着し、カヤックに乗り換えて冒険へ。パドルが海水をかく音が静かに響き、そこに息づく命の気配を感じながら、自然の静寂に包まれる。

12:00 バーン・ナイナン・コミュニティでワークショップ&ランチ
未来の世代のために環境保全に貢献しているタイの仏教徒とイスラム教徒が暮らすコミュニティで、自然素材を用いた石鹸作りと旬のフルーツを使ったスムージー作りのワークショップに参加。花型で作る小さな石鹸はお土産として持ち帰ることができ、泡立ちもよくなかなかの使い心地。カオ・ガロスのシーカヤックツアーと同じコミュニティが運営していてセットになったコースもあるが、ワークショップとランチだけも可能。


14:00 クラビのハイライト“アイランドホッピング”で島巡り&シュノーケリング
ノッパラッタラ・ビーチにある船着場から出発。タイ国政府観光庁マスコットキャラクター”ハッピーちゃん”がお出迎え。

まずは、ライレイ・ビーチに上陸し、徒歩でプラナン・ビーチへ。地元の人々の信仰を集めるパワースポット”プリンセス・ケイブ”は、観光客にも人気。

プラナン・ビーチからポダ島へ。船上からの風景を楽しみ、写真撮影をした後、透明度のよいガイ島(チキン・アイランド)へ移動してシュノーケリング。たくさんのお魚と戯れて参加者も大満足。自然にやさしい”ビーチフレンドリー”の日焼け止めは、現地でも手に入る。

18:00 ビーチアクティビティ後のシャワーを兼ねて、ヴァラナ・クラビ・ホテルのシグネチャー「Naam Wellness(ナーム・ウェルネス)」を体験
緑が生い茂るホテル敷地内にあり、客室からも徒歩すぐで滞在中毎日通いたいほどリラックスできる施設。

Naam Wellnessの”ナーム”はタイ語で水の意味。天然泥パック、ハーバルスチームサウナ、温冷水浴、フラワーバス、岩盤浴、フローティングなど10のステップを75分かけて巡り、心身ともに浄化される究極の癒し体験。

19:30 ホテル近くのアンダレー・ビーチバー&カフェでディナー
宿泊のヴァラナ・クラビ・ホテルから車で5分ほどのクロンムアン・ビーチ沿いにあるローカルレストラン。ビーチリゾートに来るとなぜかオーダーしてしまうパイナップル炒飯”カオパット・サッパロット”。

ビーチにはブランコもあり、日中にのんびりとカフェタイムを楽しむのもよさそう。

21:00 クラビいち賑やかなアオナン・ビーチを散策
ハイシーズンの終わりとはいえ、観光客が少ないという印象。オープンエアのレストランやバー、お土産屋さんやローカルのマッサージ屋さんが建ち並び、クラビのナイトライフが楽しめるスポット。

クラビの石灰岩のダイナミックな景観は、自然のパワーをもえる場所。ボートに乗って潮風を浴びながら何度来ても変わらない景色を眺めて、お魚と戯れて、ボート上で甘いパイナップルとスイカをいただき心の洗濯完了。
《3日目》名残惜しい気持ちでバンコクへ移動
09:30 クラビ国際空港の国内線ターミナルからバンコクへ

12:00 宿泊のサイアム・ケンピンスキー・ホテル・バンコクに到着
紫色で統一された南国の花が飾られた天井の高いロビー

ホテル内にある「SRA BUA by KiiN KiiN」でコースランチ。2018年以来、6年連続ミシュランの一つ星を受賞し、2025年、2026年もミシュランガイドに掲載されている名店。一口サイズの葉でいろんな薬味を包んでいただく前菜のような”ミヤンカム”を目の前で巻いてくれたり、極薄の生地が蓋になったお料理にテーブルで焼き目を付けてくれるなど、ユニークなパフォーマンスと見た目にも美しいお料理の数々は驚きと感動の連続。(2026年6月15日より改装のため一時休業中)

ランチの後は、ホテルインスペクション。バンコクの中心地サイアム・エリアにあり、大型ショッピングモール「サイアム・パラゴン」の裏手とは思えないほど静かで、”都会のオアシス”を超えて、まるで異世界にいるような感覚に。


かわいらしいファミリータイプのお部屋やキッズ・クラブも充実していて家族旅行にもおすすめ。

今回は体験する時間がなかった「Kempinski The Spa」。写真は、タイ古式マッサージ用のお部屋。空間にいるだけでも十分癒される。

16:00 ヤワラー通り→ソンワート通りを散策
活気あふれるヤワラーにはストリートフードの屋台が並び、いろんなニオイが食欲を刺激する。ここに来ると買いたくなってしまう出来立ての天津甘栗。おいしいフルーツのシーズンが始まっていてライチ(タイ語でリンチー)が売られていた。

賑やかなヤワラーから細い路地を抜けてソンワート通りに移動。

途中カラフルなマンホールを発見。

ヤワラーから10分ほど歩いてソンワートに到着。来るたびに新しいお店が出来ていて、ここにしか店舗を持たないショップもあり、今のトレンドの発信地といえる。

至る所に写真映えするスポットが点在し、散策しながら発掘するのも楽しい。

19:30 2026年ミシュランガイドに掲載の「SOMA」でディナー
BTS(スカイトレイン)ナショナルスタジアム駅の近くにある創作タイ料理のレストラン。アートギャラリーのようなシックな雰囲気の店内で、伝統への深い敬意が払われた創造性豊かなお料理の数々が楽しめる。

これは、タイで初めて食べた見た目は石焼ビビンバ、味はタイ料理のような珍しいお料理。

21:00 2026年3月に再オープンしたラチャダー鉄道市場へ
2015年にオープンし、”インスタ映えスポット”として、一世を風靡したナイトマーケット。2026年3月27日に再オープンし、隣接するエスプラネードの上階駐車場からのキラキラ屋根は少しコンパクトになったが健在。

「サイアム・ケンピンスキー・ホテル・バンコク」は、バンコクの中心にいるとは思えないほど静かでまさに都会のオアシス。天井の高いロビーをはじめ、ホテル全体に優雅な空間が広がる。豊かな気持ちになれる贅沢なひととき。
《4日目》ビジネスモードのトレードミート参加&ウェルネス施設視察
08:30 ホテルをチェックアウトして会場のMövenpick BDMS ウェルネス・リゾート・バンコクへ
「Amazing Thailand Health & Wellness Trade Meet 2026」のオープニングで挨拶をしたタイ国政府観光庁 総裁ターパニー・キアットパイブーン。オープニングイベント後、総裁への個別インタビューも行った。

09:00~15:00 旅行会社はビジネスマッチング参加、メディアはBDMS ウェルネス・クリニックを視察
タイ国政府観光庁 東京事務所の視察グループからは、旅行会社2社がビジネスマッチングに参加。有意義な機会だったとコメントがあり、今後のビジネスにも繋がった。

メディア2名は、クリニックの視察と健康維持のためのヘルスチェックメニューを体験。まず初めに、病院関係者によるオリエンテーションに参加。

16:00 サミティベート病院スクムビットの視察
院内視察の前にオリエンテーションに参加。日本人駐在員の間では「サミティベ」と呼ばれ、日本人専用の相談窓口があったり、日本語通訳が常駐しているなどとにかく手厚い。

オリエンテーションの後は、常駐している日本人医師の案内で、日本人総合医療センターを視察。日本語で様々な医療サービスが受けられる旅行者にとっても心強い存在。

19:30 チャオプラヤー川沿いのレストラン「ナーム1608」でディナー
時間帯によってはバンドの演奏もあり、音楽を聴きながらおいしい食事とともにリバーサイドの景色も楽しめる。

去年プライベートで訪れて以来2回目の訪問で、お気に入りのゲーンマッサマンをリピート。

※4/13~15のソンクラーン後の10日間くらいはお休みしているお店も多いので、HPやSNSで事前に確認するのがおすすめ。
21:30 宿泊のシントーン・ケンピンスキー・ホテル・バンコクに到着&チェックイン
遅い時間の到着となり、この日はチェックインのみ。重厚感のある黒を基調としたロビーのゴージャスさに一同息をのむ。

スタンダードのカテゴリー、Grand Deluxe Roomでもその広さは66㎡。広いだけでなく、クローゼットやソファー&テーブルの配置など、間取りをとっても住みたい部屋ナンバーワンといっても過言ではない。

タイはメディカルツーリズムにも力を入れていて、各施設で提供されている医療サービスのクオリティは国際水準を誇る。健康を維持するため、病気を治すため、美しくなるためなど利用する目的は様々。訪れた施設は、クリニックや病院というよりはホテルの感覚に近く、漂う空気感が不安や緊張を和らげてくれる。
《5日目》最終日はホテル内のSindhorn Wellness Spa by Resenseで究極のウェルネス体験
09:00 ロビーに集合してホテルインスペクション
前日夜は暗くてよくわからなかったが、エレベーター前は日の光が差し込む屋根付きの吹き抜けになっている。高所恐怖症の方は要注意。ブラックホールに吸い込まれそうな、まるで宇宙のような空間。

正面の大きなガラスと屋根付きの吹き抜けからキラキラとした朝日が注ぎ、夜とはまったく異なる美しい幻想的な光に包まれたロビー。

シントーン・ケンピンスキーもファミリー向けの客室や施設を完備。海の中をコンセプトにした竜宮城のようなケンピンスキー・キッズ・クラブは大人でもテンションが上がる。

”ウェルネス・サンクチュアリー”といわれるだけあって、プールと同じプロアにある「SINDHORN WELLNESS SPA」でのウェルネス体験も充実している。スパトリートメントの前には、各種サウナを自由に使うことができる(一部有料)。写真は、ヴィシーシャワールーム。

18:00 チェックアウト後、ホテル内のレストラン「Flourish」で視察旅行最後の晩餐
本格的なタイ料理のレシピに実力派シェフの独自の感性が吹き込まれたお料理の数々。

見た目にも美しいタイスイーツを味わい、お腹も心も満たされる。

19:30 スワンナプーム国際空港へ移動し、帰路に就く
「シントーン・ケンピンスキー・ホテル・バンコク」は、”Wellnes Sanctuary”を体感できるラグジュアリーホテル。静かな佇まいのシックでモダンな雰囲気の空間は、心を落ち着かせてくれる。”おこもり”を心ゆくまで堪能したい優雅なシティリゾート。
旅の思い出の1枚
ソンワートを散策中、メインの通りからチャオプラヤー川に向かうソイ(脇道)に入ると、沈みゆく太陽が川面をやさしく照らしていた。その瞬間にしか見られない景色に心が解けていく瞬間。

Healing is the New Luxury~癒しこそ、新しいラグジュアリー~動画
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