「バンラカット・クラブ」は、世界屈指のゴルフコースとしてバンコク郊外のサムットプラカーン県に2021年にオープン。世界最高のゴルフコースデザイナーの一人であるギル・ハンス氏が、伝説の”リドーゴルフコース”をベースに、米国のゴルフコースデザイナーの巨匠チャールズ・ブレアー・マクドナルドにオマージュを込めて”バリシアーゴルフリンクス”を造り上げました。“バリシアー”とは、チャールズ・ブレアー・マクドナルドが、米国発の18ホールゴルフコースとなったシカゴゴルフクラブにほど近い自身の邸宅に付けた名前。米国ゴルフ黄金期(Golden Age)に設計されたゴルフコースの多くで見られる特徴を体系化したクラシックコースデザインで、戦略性に優れたホールの数々を採用して設計された18ホールでプレーが楽しめます。

このコースの造成には、世界の名コースを手がけた一流のシェイパーやスーパーインテンダントなど、各分野のスペシャリストが集結して作業にあたりました。また、隈研吾建築都市設計事務所が総合プロデュースをしています。「レダン」「アルプス」「パンチボウル」など、クラシックゴルフコースデザインに基づいた珠玉の18ホールは、感動とともにゴルフの新たな魅力への扉を開き、ハイレベルのホスピタリティを提供します。

●コースコンセプトについて
タイナンバーワンを目指し、ゴルフの源流、本当のゴルフの楽しみ方をこれからさらに活性化していくタイのゴルフ業界、コース設計など、日本人ゴルファーに啓蒙したいというコンセプトを社長の相山氏がギル・ハンス氏に依頼。ギル・ハンス氏の出した答えは、「ゴルフの源流を知ることが出来るリンクススタイルのコース」と、「チャールズ・ブレアー・マクドナルドのリドーゴルフコースの復活」。

●チャールズ・ブレアー・マクドナルド
1900年初頭、まだアメリカにゴルフコースが無かった時代、チャールズ・ブレアー・マクドナルドはスコットランドに留学、オールドトムモリスからゴルフを教わり、その魅力に取り憑かれました。様々な自然が作り上げたリンクスコースを見ているうちに様々な攻略法の存在するホールをいくつも発見し、それをデザイン化、そしてデザインテンプレート化し、アメリカに持ち帰りました。

アメリカに戻り、そのデザインテンプレートを元に様々なコースを設計。ナショナルゴルフリンクスオブアメリカ、シカゴゴルフクラブ、スリーピーホロー、シネコックヒルズなど超有名コースがその代表です。残念ながら彼の設計したコースの集大成といわれるニューヨークにあった「リドーゴルフコース」は世界大戦でなくなってしまい、コース設計の世界では伝説のコースとして今でも語り継がれています。彼のコース設計の基本であるテンプレートホールは、今でもコース設計の世界では基本中の基本であり、チャールズ・ブレアー・マクドナルドは2007年にゴルフ殿堂入りを果たしました。全米ゴルフ協会の創設者でもあります。

●クラブハウスレストラン
タイ料理で有名なレストラン「NARA」がメインダイニング。日本食は、事前にお問い合わせください。

●プライベートルーム(要事前予約)
個室を予約した場合、別の入り口から建物にある専用カウンターにてチェックイン。ロッカー、シャワー、ダイニングが揃った個室が2つあります。ゴルフコース以外では、他のお客様に合わないお部屋でお過ごしいただけます。

●練習環境
芝から打てる300ヤードの練習場、アプローチ練習場、バンカー練習場、パッティンググリーン、平日、土日午後の一人ラウンドなどお一人で練習だけで訪れることも可能です。

基本情報