タイを代表する祭り③

イサーン地方のアーティスティックなお祭り「キャンドル・フェスティバル」

Ubon Ratchathani Candle Festival
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タイの故郷とも言われるイサーン地方(タイ東北部)。その南部の拠点となる都市の一つウボンラーチャターニーで開催されるのが、アーティスティックな彫刻がほどこされた蜜蝋キャンドルのパレード「キャンドル・フェスティバル」です。昔から続く地域のユニークなお祭りを通して、仏教の信仰心をもとにしたタイならではの世界観を体感してみてください。

キャンドル・フェスティバルとは?


キャンドル・フェスティバルは、毎年7月頃、すべての仏教僧が寺院からの外出を禁止されるカオ・パンサー(安居入り)の時期に、トゥン・スィー・ムアン公園で開かれるお祭りです。地元の郷土職人によって、寺院に寄贈される宗教的な捧げものである蜜蝋キャンドルの工芸品が製作され、お祭りの期間中、華麗な蜜蝋キャンドルのパレードが行われるのが見どころです。

このお祭りは、2017年で116回目の開催となる歴史ある伝統的なもので、キャンドルを製作するアーティストたちや展示を観るために、地元住民をはじめ、タイの国内外からたくさんの人が訪れて賑わいます。繊細な彫刻が施された大小さまざまなサイズ・形のキャンドルが、そこかしこに並んで披露される様子は、さながらアートフェスティバルのようなムードに満ちています。
お祭りのハイライトとなるのがパレード。高さ3メートルにもなる蜜蝋から彫り上げられた天女をモチーフにした巨大なキャンドルの像が、長い列を作って運ばれていく光景は圧巻。他では見ることができないユニークなお祭りです。

キャンドル・フェスティバルの楽しみ方

キャンドル・フェスティバルのハイライトは、キャンドルのパレードですが、賑やかな前夜祭や、たくさん出店する屋台を巡る楽しみも、ぜひ満喫したいポイントです。

■パレードの前日は、賑やかな前夜祭に参加しよう

 

パレート前日の夜に開かれる前夜祭が、非常に賑やかなのもこのフェスティバルの特徴です。ライトアップされたキャンドル作品や、若手アーティストによるアート作品が展示され、独特なムードと高揚する人々の熱気に街が包まれます。

■蜜蝋キャンドルの装飾をお手伝い

 

パレード前には、蜜蝋に装飾を施すお手伝いを体験することもできます。装飾された蝋を柱のようなキャンドルに貼りつけていくだけなので、誰でも気軽に参加できます。キャンドルアートに自分も参加して地元の人々と共にお祭り気分をシェアしてみましょう。

■パレードはチケットを購入して観客席から

 

パレード当日は、観覧席のチケットを事前に購入して圧巻のパレードを楽しみます。通りにはこの地方の名物料理などを振る舞うたくさんの屋台が出ていて賑やかです。イサーン料理を片手に、街を練り歩きながら写真を撮ったり、人々と交流したりしながら、このタイの田舎町にも親しみが湧いてくることでしょう。

 

キャンドル・フェスティバルの街、ウボンラーチャターニーの魅力

バンコクから北北東へ約630キロメートルの場所にあるウボンラーチャターニー。東はラオス、南はカンボジアと隣接する国境の街は、山や森林、メコン川にムーン川と自然に恵まれ、国立公園などの観光スポットが点在し、タイの原始的な風景を楽しむことができます。

敬虔な仏教生活に根差した人々の素朴な暮らしぶりがうかがえるのも特徴のひとつ。タイ東北部の魅力が五感に呼びかけてくる、タイ情緒にあふれた場所です。

キャンドル・フェスティバルと合わせてやりたいこと

壮麗な自然に囲まれた国立公園、仏教色に彩られた伝統文化や遺跡跡、そしてグルメなイサーン料理の数々など、多彩な魅力にあふれるウボンラーチャターニーを訪れたなら、キャンドル・フェスティバル以外にもやってみたいことが満載です!
 

■イサーン料理を堪能する

 

タイ風焼き鶏「ガイヤーン」

青パパイヤサラダ「ソムタム」

ウボンラーチャターニーは、知る人ぞ知るグルメな街です。土地の風土から生まれたタイの郷土料理であるイサーン料理は、タイの食通に人気が高く、この地方の主食は、蒸したもち米(カオ・ニヤオ)で、代表的料理にはガイ・ヤーン(鶏肉のグリル料理)やソムタム(青パパイヤサラダ)などがあります。


ひき肉サラダ「ラープ」

ハーブ

全体的に唐辛子の辛みが強いのが特徴で、料理には野菜やハーブの盛り合わせが付きます。よく屋台の店先に大量のハーブがてんこ盛りになっている光景に出会いますが、このハーブがとても美味しいので、ぜひ街歩きを楽しみながら味わってみてください。ムーヨーという、豚肉をバナナの葉で包んで蒸す豚肉蒲鉾も名産の一つです。
 
 

■寺院に参拝

 
強い仏教徒の伝統とともに脈々と受け継がれている歴史や文化を感じることができるウボンラーチャターニーでは、数々の寺院が点在しています。寺院巡りでエナジックなタイを満喫してください!


煌びやかな仏塔が目を引く「ワット・ノン・ブア」

「ワット・ノン・ブア」の見事な装飾

1957年に建てられた、東北地方で唯一のインド様式を取り入れた寺院「ワット・ノン・ブア」は、57mのピラミッド型の仏塔に描かれた仏教にまつわる神話が見事です。ライトアップ時の金色に輝くフォトジェニックな仏塔は、タイ旅行の中でも心に響く光景となるはずです。

 
ナームアン村にある、ほとんどの建物が陶磁器で作られているという珍しい寺院「ワット・サー・プラ・サンスッ」もユニークです。入口には巨大な船は、古の王と女王がジャパヤ川を下る時に乗っていたというものを再現したもので、町の名物になっています。人々の心に古くから息づく土着の物語を肌で感じることができるスポットです。

その他にも、世界的にまだ名前が知られていなくても、訪れた人々によってSNSでアップされた画像が、話題になっている隠れ人気スポットとなっている寺院もあります。自分だけのお気に入りのパワースポットとなるような、穴場寺院を探しに出かけてみてはいかがでしょう。


 

■国立公園でエコツアー ケーンタナ国立公園/パーテーム国立公園

 

パーテーム国立公園

国境沿いの断崖絶壁からメコン川を望む地域は、豊かな自然に囲まれ、国立公園となっています。「パーテーム国立公園」は、岩盤と森林に覆われた高原に広がる340平方キロメートルもの広さを持つ自然公園です。公園入り口近くにそびえ立つキノコ型の岩がアイコニック。3000~4000年前の人々の生活を表したものが300以上発見されている断崖絶壁に描かれた壁画は必見です。

 
ケーンタナ国立公園

タイで第33番目の国立公園で、クメール語で「罠」という名を持つのが「ケーンタナ国立公園」です。広大な面積は80平方キロメートル、海抜200m、最高地はバンタッド山頂にて海抜543mを有しており、そのスケールの大きさに圧倒されてしまうことでしょう。キャンプロッジも完備され、近年ではエコツアーなども盛んです。休憩所にある世界最大の石造りのテーブルとイスも見ものです。

 

ウボンラーチャターニーへのアクセス

ウボンラーチャターニーへは、飛行機と鉄道、バスでのアクセスが可能です。空からのアクセスでは、スワンナプーム国際空港からウボンラーチャターニー空港行きのタイ・スマイル航空が1日3便、ドンムアン空港からはノックエアとエア・アジアが毎日運航しています。所要時間はそれぞれ約1時間5分。のんびり時間を使える場合には鉄道で、バンコクのフアランポーン駅から1日6本ある快速/急行列車を利用するのも手です。所要時間は約10時間。バスも同じく所要時間約10時間で、バンコク北バスターミナル発、6:40時から21:30時まで1日6本運行しています。 ※2017年3月現在

 

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