
歴史公園の城壁の西北に位置する寺院。スコータイを象徴する「アチャナ仏」が祀られています。高さ15m、幅11.30mの大仏「アチャナ」は、「動かぬもの、変わらぬもの」という意味のパーリー語で、今も変わらず穏やかな表情でスコータイの町を見守っています。
迫力ある大仏を安置する礼拝堂や横の本堂などは、後のラムカムヘーン大王(1239–1317)の時代に建立されました。また、菩提樹の森にあったため、「ワット・シーチュム」との名がついた「シー」は、「サリー」というスコータイの言葉からきていて、菩提樹を意味します。厚さが3mもある礼拝堂の左の壁には、大仏の裏と屋根があった部分につながるトンネルがあり、そこには釈迦にまつわる壁画が50点ほど描かれています。かつてトンネル内に入って大仏の声を真似た人がいたため、それ以来「しゃべる大仏の寺院」とも呼ばれたりもしましたが、現在トンネルは立ち入り禁止です。
基本情報
名称 | ワット・シーチュム |
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名称(英) | Wat Sri Chum |
営業時間 | 08:30~17:00まで |
料金 | 入場料30バーツ(スコータイ歴史公園、シーサチャナーライ歴史公園およびサワンカローク博物館を30日有効のフリーパス(150バーツ)もあり) |
住所 | Muang Kao, Sukhothai |
アクセス | 歴史公園の城壁の西北 |
地図 | Googleマップで確認する |