タイの世界遺産を巡る旅

アユタヤ遺跡群&スコータイ遺跡群へ ロマン溢れる旅に出よう

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タイにある5つの世界遺産の中でも、アユタヤとスコータイの遺跡群は、世界中から観光客が訪れる人気観光スポットです。今回は、タイの歴史とロマンを感じる旅へ出発する前に、知っておきたい基本情報から、観光のTIPSまでご紹介します!

アユタヤ遺跡

バンコクから北へ約76キロ。チャオプラヤー川とその支流に囲まれた中州にあるアユタヤは、14世紀、この地に400年余りの栄華を誇ったアユタヤ王朝の首都でした。東南アジア諸国との貿易で国際商業都市として繁栄し、多くの荘厳な寺院や黄金に輝く仏塔、優美な王宮が建設されましたが、18世紀に入って度重なるビルマの侵攻により衰退しました。現在残る遺跡群は、アユタヤ歴史公園として整備され、1991年にはユネスコ文化遺産に登録されました。世界中からの観光客でにぎわうタイ随一の観光地です。
 

アユタヤってどこにあるの?

アユタヤは、バンコクから車や電車で約2時間。バンコクのフアランポーン駅発、チェンマイまたはウボンラチャタニー行きが1日15本、バスはバンコク北バスターミナル発があります。尚、バンコク市内からタクシーを利用することも可能です。日帰り旅行も可能なアクセスのよさが魅力です。


 

アユタヤで外せない遺跡5つ

アユタヤ歴史公園に点在している遺跡をすべて回るには、アユタヤに到着後トゥクトゥクなどをチャーターするのも一案。旅の初心者は、バンコク市内から出ている現地ツアーに参加するのが安心です。
 

①ワット・プラ・シーサンペット


トライローカナート王時代の1448年に建立された王室専用寺院で、アユタヤ王宮内にあった最も重要な寺院。「プラ・シーサンペット」と呼ばれる高さ16メートル、171キロもの黄金の仏像が置かれていましたが、今は東西に並ぶ3基の仏塔のみが残り、寺院のシンボルとなっています。遺跡のいくつかは日没後ライトアップされ、周囲は幻想的な雰囲気に包まれます。

INFORMATION
住所:Amphur Muang, Ayutthaya 13000
利用時間:7:00~18:00 (ライトアップ:19:00〜21:00)
拝観料:50THB
アクセス:市内からトゥクトゥクで数分
ワット・プラ・シーサンペットの詳細はこちら>

 

②ワット・マハタート

木の根に埋もれる仏頭の姿が有名な遺跡。かつては黄金に輝く荘厳な仏塔も、今は廃墟となり、頭部がない仏像や崩れ落ちたレンガの壁、礼拝堂の土台が残されています。1369年~70年の2代ラーメスアン王が建てたという説と、1370~88年の3代ボロムラーチャー1世が建てたという説がある13世紀の重要な寺院の一つです。

INFORMATION
住所:Tha Wasukri Phra Nakhon Si Ayutthaya
利用時間:8:00~17:00  (ライトアップ:19:00~21:00)
ワット・マハタートの詳細はこちら>

 

③ワット・ロカヤ・スター


アユタヤの西方、クン・ペーン・ハウスの北側の草原地帯に、高さ5メートル、全長28メートルの巨大寝釈迦仏が横たわっています。仏陀の姿をした巨像は、1956年に復元されました。周囲に寺院や本堂はなく、青空の下で穏やかな表情を浮かべる寝釈迦仏に、訪れる人々は心を和ませています。

INFORMATION
住所:Pratuchai Phra Nakhon Si Ayutthaya Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya
ワット・ロカヤ・スターの詳細はこちら>

 

④ワット・プラ・ラーム


アユタヤの中央に位置し、初代ウートン王の菩提寺。初代王の命によって掘られたとされる「ブン・プラ・ラーム」池が巡り、アユタヤ市民の憩いの公園になっています。境内には、とうもろこし型の巨大な塔堂と4基の仏塔、朽ちた石像が残っています。

INFORMATION
住所:Amphur Muang, Ayutthaya 13000
利用時間:8:30~18:00 (ライトアップ:19:00~21:00)
拝観料:50THB
アクセス:市内からトゥクトゥクで数分
ワット・プラ・ラームの詳細はこちら>

 

⑤ワット・ヤイ・チャイ・モンコン


1357年、初代ウートン王がセイロンに留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院です。高
さ72メートルの仏塔は、1592年に19代ナレスアン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子
を破り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔で、鮮やかな黄色い衣をまとった数十の仏座像
が塔の周りを囲んでいます。美しい寝釈迦像も必見です。

INFORMATION
住所:Khlong Suan Phlu Phra Nakhon Si Ayutthaya Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya
利用時間:8:00~17:00
拝観料:20THB
ワット・ヤイ・チャイ・モンコンの詳細はこちら>

 

アユタヤ遺跡群に訪れたら一緒に回りたい観光地

遺跡観光の他にも見どころ満載のアユタヤ。日本に馴染みの深い日本人村や美しい宮殿、買い物に出かけたい市場など、併せてチェックしたいスポットをご紹介!
 

日本人町跡


国際都市として栄えたアユタヤは、日本との交流も盛んでした。16世紀初め、御朱印船貿易に携わった日本人たちが築いた村は跡地として残っており、敷地内には石碑や2007年に日タイ修交120周年記念館が設立され、両国の友好の歴史を知ることができます。

INFORMATION
住所:Kamang, Phra Nakhon Si Ayutthaya, 13000
利用時間:8:00~17:00
利用料:50THB
日本人町跡の詳細はこちら>

 

バン・パイン宮殿


緑が美しい庭園の中にそびえるバン・パイン宮殿は、アユタヤ王朝24代目のプラサート・トォン王が建てた広大な宮殿。歴代の国王たちの別荘として利用されていた建物で、豪華で優美な建築が訪れる人を魅了します。タイの伝統的な建築様式だけでなく、西洋様式や中国洋式など多彩で華やかな建築が見られるのが特徴です。

INFORMATION
住所:Ban Len, Bang Pa-in, Phra Nakhon Si Ayutthaya
利用時間:8:00~17:00 (チケット購入15:45まで)
拝観料:100THB(※カートでの見学は400B/台)
アクセス:バンコク市内より、車で約1時間15分
バン・パイン宮殿の詳細はこちら>

 

ゴンコーン市場



チャオプラヤー川沿いのマーケット「ゴンコーン市場」は、新鮮なフルーツやスイーツ、日用品、雑貨、OTOP商品(タイの一村一品運動の商品)などが手頃な価格でそろう、賑やかな市場です。ゴンコーンとは「かがむ」という意味で、お店の人もお客さんもしゃがんでやりとりをするのがこの市場の特徴です。市場内では、軽食にもなる屋台料理も販売されているので、お買い物をしながら食べ歩きするのも楽しい時間になるはずです。

INFORMATION
住所:68/12 Moo 5 Tambon Kanonluang, Amphur Bang Pa-in, Phra Nakhon Si Ayutthaya
利用時間:9:00~16:00 (木-日、祝日のみ営業)
ゴンコーン市場の詳細はこちら>

 

スコータイ遺跡群

タイ北部の南端に都を置いたタイ族初の独立国家であるスコータイ王朝は、現在のタイの文化芸術の礎を築いた時代です。アユタヤ王朝よりも古いのですが、レンガ造りの遺跡は保存状態がよく、夕暮れ時や日没後にライトアップされたロマンあふれる光景は迫力満点です。

世界遺産に登録されている遺跡群は、スコータイ歴史公園の他、シーサッチャナーライ歴史公園、カンペーンペット歴史公園の3つのエリアから成っています。緑豊かでのどかな田園風景が広がるタイ北部の古都に、タイの原点を探りに出かけてみましょう。
 

スコータイってどこにあるの?

「幸福の夜明け」を意味する古都スコータイは、バンコクから北へ約440キロメートル、チェンマイから南へ約350キロメートルの場所にあります。アクセスは、バンコクより飛行機で約1時間15分。スワンナプーム国際空港からバンコク・エアウェイズ(PG)の直行便が毎日約3便運航しています。

 

スコータイで外せない遺跡5つ

大小400以上の遺跡が点在するスコータイの遺跡群は、東南アジアの中でも最も価値のある遺跡として知られています。その中から必見のベスト5をピックアップ!
 
それぞれの歴史公園は、とにかく広大! 各遺跡間は、のんびりレンタサイクルで回ってもよいでしょう。または公園内を巡回するトラム(主要遺跡を所要時間30分〜45分かけてまわる)を利用するのが便利です。尚、スコータイ歴史公園とスィーサッチャナライ歴史公園の間は約50キロ離れているので移動には車を利用しましょう。

 

ワット・シーチュム(スコータイ歴史公園内)


スコータイ歴史公園の城壁北側にある寺院で、屋根のない四角いモンドップには、スコータイを象徴する「アチャナ仏」が祀られています。アチャナは、「動かぬもの、変わらぬもの」という意味のバリ語で、その名の通り今も変わらず、訪れる人々を優しいまなざしで見守っています。左内側の壁の廊下天井には、釈迦にまつわる絵が描かれた50以上の石板があります。

INFORMATION
住所:Muang Kao, Sukhothai
利用時間:8:30~17:00
拝観料:入場料30THB(スコータイ歴史公園、シーサチャナライ歴史公園およびサワンカローク博物館を30日有効のフリーパス(150THB)もあり)
詳細:スコータイ歴史公園>
詳細:ワット・シーチュム>

 

ワット・マハタート(スコータイ歴史公園内)

スコータイ歴史公園城壁内のほぼ中央にある最も大きく、重要な王室寺院の遺跡。境内には、さまざまな仏塔や礼拝堂がありましたが、現在、アッタロット仏や北側の坐像は残っており、その他、主仏塔チェディ(ベル型仏塔)とヴィハーン(御堂)跡があります。

INFORMATION
住所:Muangkao, Amphur Muang, Sukhothai 64210
利用時間:6:00~21:00(ただし入場券の販売は18:00まで)
拝観料:30THB(30日有効でスコータイ歴史公園内、ワット・シーチュム、ワット・サパーンヒン、ワット・ソラサック、ラームカムヘーン国立博物館、シーサッチャナーライ歴史公園、サワンウォラナヨック博物館を見学できるフリーパス(150THB)もあり)
アクセス:スコータイ市内プラルアン橋近くから15分おきにソンテウが出ています
ワット・マハタートの詳細はこちら>

 

ワット・サ・シー(スコータイ歴史公園内)

城壁内にあるトラパン・トラクアン池に浮かぶ小島に建立されている中規模の寺院。水辺に佇む寺院は夜のライトアップされた姿が美しく、フォトジェニックな寺院遺跡として人気。境内にはスリランカ様式の仏塔が大小合わせて9つ、東には礼拝堂、池の真ん中には本堂が配置されています。

INFORMATION
住所:Muangkao, Amphur Muang, Sukhothai 64210
利用時間:6:00~21:00(ただし入場券の販売は18:00まで)
拝観料:30THB(30日有効でスコータイ歴史公園内、ワット・シーチュム、ワット・サパーンヒン、ワット・ソラサック、ラームカムヘーン国立博物館、シーサッチャナーライ歴史公園、サワンウォラナヨック博物館を見学できるフリーパス(150THB)もあり)
アクセス:スコータイ市内プラルアン橋近くから15分おきにソンテウが出ています
ワット・サ・シーの詳細はこちら>

 

ワット・チャーンローム(スィーサッチャナライ歴史公園内)


シーサッチャナーライ歴史公園の城壁内のほぼ真ん中あたりに位置し、遺跡群を代表する寺院のひとつ。セイロン様式の釣鐘型のチェディが中央に建てられていて、土台には何列にも並んだ39頭の象で装飾されています。象に施された手の込んだ装飾も見ごたえあり。

INFORMATION
住所:Muangkao, Si Satchanalai, Sukhothai 64130
利用時間:8:00~17:00
拝観料:入場料40THB(30日有効でスコータイ歴史公園内、ワット・シーチュム、ワット・サパーンヒン、ワット・ソラサック、ラームカムヘーン国立博物館、シーサッチャナーライ歴史公園、サワンウォラナヨック博物館を見学できるフリーパス(150THB)もあり)
アクセス:スコータイ市内から車で約1時間。市内の市場から路線バスが出ています
ワット・チャーンロームの詳細はこちら>

 

ワット・チェディ・チェットテーオ(スィーサッチャナライ歴史公園内)


シーサッチャナーライ歴史公園の城壁内、ワット・チャーンロームの向かい側に建つ大規模な寺院。ハスの花の形をしたスコータイ様式の仏塔をメインに、宮殿型や鐘型など大小あわせて33の仏塔や、本堂、礼拝堂などの建物が並んでいます。かつての王族が建てたと言われており、どことなく華麗で趣のある壮麗な寺院です。

INFORMATION
住所:Muangkao, Si Satchanalai, Sukhothai 64130
利用時間:8:00~17:00
拝観料:入場料40THB(30日有効でスコータイ歴史公園内、ワット・シーチュム、ワット・サパーンヒン、ワット・ソラサック、ラームカムヘーン国立博物館、シーサッチャナーライ歴史公園、サワンウォラナヨック博物館を見学できるフリーパス(150THB)もあり)
アクセス:スコータイ市内から車で約1時間。市内の市場から路線バスが出ています
ワット・チェディ・チェットテーオの詳細はこちら>

 

スコータイ遺跡群を訪れたら一緒に回りたい観光地

のどかなタイ北部のスコータイまでやって来たなら、ここでしかできない体験をしてみませんか? 地域の伝統的な工芸品や食に触れ、スコータイの魅力を味わい尽くしてみてください。
 

サワンカローク焼きの窯跡&博物館



ヨム川のほとりの丘に囲まれた美しい街シーサッチャナーライ。その北西にあるコ・ノーイ村は、中国から伝わった陶磁器サンカローク焼(宋胡録焼/すんころくやき)が作られ、日本にも入ってきています。当時の窯跡や陶器を見学できる博物館やお土産が買えるお店を巡ることができます。

INFORMATION
住所:Si Satchanalai, Sukhothai 64130
利用時間:9:00~12:00、13:00~16:00
利用料:20THB(30日有効でスコータイ歴史公園内、ワット・シーチュム、ワット・サパーンヒン、ワット・ソラサック、ラームカムヘーン国立博物館、シーサッチャナーライ歴史公園、サワンウォラナヨック博物館を見学できるフリーパス(150THB)もあり)

 

スコータイオーガニックファーム見学



スコータイ空港敷地内には、オーガニック農園が併設されています。お米の栽培が盛んなタイですが、その種類も豊富。ここでは、実際に田んぼや畑で農作業を体験することができます。さらに、オーガニック食材を使ったタイの伝統的な家庭料理を楽しむことのできるレストランも人気です。

INFORMATION
住所:Klong Krajong, Swankhalok, Sukhothai

 

新市街のナイトバザールへ

現在、中心部となっているスコータイ新市街は、ヨム川沿いに広がる小さな街。遺跡のあるスコータイ歴史公園からは約12キロほどです。夜になると、たくさんの屋台が出るナイトバザールがにぎやかです。食料品のほか、雑貨や服飾店もあるので、お土産を買うのにもぴったりです。

 
悠久の時を経てなお、古き王朝の栄華を伝えるアユタヤとスコータイの遺跡群。世界遺産の遺跡観光はタイの魅力を知る上では欠かせないトピックス。ぜひ旅のプランに組み込んでみてはいかがでしょう。
 

 

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