日本でも食べられるタイのフルーツ9種

タイのフルーツ Vol.1
日本でも食べられるタイのフルーツ9種
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日本のスーパーマーケットでも目にする機会が増えてきたタイ産のフルーツ。取り扱いのある日本のスーパーマーケットやタイフェスティバルなどでも入手可能な、「マンゴー」「マンゴスチン」「ドリアン」「ヤングココナッツ」「パイナップル」「バナナ」「サラ」「スイートタマリンド」「ポメロ」の9種のタイフルーツをご紹介します。

マンゴー

数多くの種類があるタイ産のマンゴーの中でも、ナムドクマイ(タイ語で「花のしずく」の意味)という品種が特に人気です。実は楕円形で皮が薄く、熟度が増すにつれ黄色から金色に変わります。

ナムドクマイ種のマンゴーは繊維が少なく、なめらかな口どけの良い食感ととろけるような甘みが特徴です。

タイ中央部のチャチューンサオ県や、東部のサケーオ県等が産地として有名です。

故プミポン前国王が命名された品種であるマハーチャノック種は、タイ北部のランプーン県で誕生しました。果肉は黄金色で柔らかく、濃厚な甘みと香りが特徴のマンゴーです。タイ北部や東北部、東部の県を中心とした地域で広く栽培されています。

タイ語 มะม่วง(マムアン)
産地 チャチューンサオ県、サケーオ県他(ナムドクマイ種)
タイでの旬 11月~6月頃(ナムドクマイ種は3月~5月頃)

マンゴスチン

「果物の女王」と称されるマンゴスチンは果肉の上品な甘酸っぱさが人気のフルーツ。

少しかための皮の中に、ジューシーで柔らかい乳白色の果肉が5~7房ほど詰まっています。

マンゴスチンはタイ東部のチャンタブリー県やトラート県、ラヨーン県、南部のナコーンシータマラート県やチュンポーン県を中心とした地域が産地として有名です。

なお、気候などの栽培条件がそろったタイは世界一のマンゴスチンの生産・輸出国と言われています。

タイ語 มังคุด(マンクット)
産地 チャンタブリー県、ラヨーン県、トラート県、ナコーンシータマラート県、チュンポーン県他
タイでの旬 4月~10月頃

ドリアン

「果物の王様」と称されるドリアン。イメージとは裏腹に、甘くてクリーミーで濃厚な味わいの果肉は一度食べたら癖になる味わいです。

世界一と言われるタイのドリアンの中でも、モントーン(タイ語で「黄金の枕」の意味)という品種が人気です。

独特の匂いが抑えられ、香り高く上質なクリームのような食感と甘さが美味しいと好まれています。

チャンタブリー県、ラヨーン県、トラート県を中心としたタイ東部の地域や、チュンポーン県、スラーターニー県、ナコーンシータマラート県を中心としたタイ南部で栽培が盛んに行われています。

タイ語 ทุเรียน(トゥリアン)
産地 チャンタブリー県、ラヨーン県、トラート県、チュンポーン県、スラーターニー県、ナコーンシータマラート県他
タイでの旬 3月~10月頃

ヤングココナッツ

天然のスポーツドリンクとも言われる、ほんのり甘い透明のココナッツジュースは豊富な栄養素を含んでいます。

硬い皮の内側にある白くて柔らかく、ほんのり甘い果肉も食べられます。

日本に輸入されているのはナムホーム(タイ語で「良い香りのしずく」という意味)という品種で、タイ中央部のサムットソンクラーム県、サムットサーコーン県、ラーチャブリー県、ナコーンパトム県を中心とした地域が産地として有名です。

タイ語 มะพร้าวอ่อน(マプラーオ・オーン)
産地 サムットソンクラーム県、サムットサーコーン県、ラーチャブリー県、ナコーンパトム県他
タイでの旬 一年中

パイナップル

タイのパイナップルは、美味しく芯まで食べられる品種が数多くあります。

ジューシーで甘く実が大きなパタビア種は、中央部のプラチュアップキリカン県やペッチャブリー県、東部のチョンブリー県やラヨーン県で多く栽培されており、これらの地域で栽培されるパタビア種のパイナップルは地名にちなんでプラーンブリー・パイナップルやシーラチャ・パイナップルとも呼ばれています。タイ北部のランパーン県もパタビア種の産地として有名です。

タイ南部では、繊維が少なく甘みが強いサウィー種やプーケット種が多く栽培されています。

タイ北部チェンライ県のプ―レ―種は、プーケット種を県内のナンレー郡で栽培したところ、プーケット種よりもサイズが小さく、同じように甘みの強い美味しいパイナップルができたため、プーレー・パイナップルと名付けられました。

また、タイは世界最大のパイナップルの缶詰とジュースの供給国であると言われています。

タイ語 สับปะรด(サッパロット)
産地 プラチュアップキリカン県、ペッチャブリー県、チョンブリー県、ラヨーン県、ランパーン県、プーケット県、チェンライ県他
タイでの旬 4月~7月頃、11月~1月頃

バナナ

一房に10cm程の小ぶりのコロンとした形のバナナが沢山ついた、芳醇な香りと濃厚な甘みのあるクルアイカイ(タイ語で「卵バナナ」の意味)や、生食やスイーツに使用される大きめのクルアイホーム(タイ語で「香るバナナ」の意味)等、タイでは様々な品種のバナナが栽培されています。

タイのバナナは比較的皮が薄く、甘みが強いのが特徴です。

日本のスーパーなどで見かけるタイ産のホームトーン(ホムトン)種のバナナは、タイ南部のチュンポーン県や中央部のペッチャブリー県を中心とした地域で栽培されており、フィリピンのバナナより皮が薄く、少し小さめのあっさりとした甘みと熟したときの芳醇さが人気です。

タイ北部のカンペーンペット県はクルアイカイの産地として特に有名です。

タイ語 กล้วย(クルアイ)
産地 チュンポーン県、ペッチャブリー県(ホームトーン種)、カンペーンペット県(クルアイカイ)他
タイでの旬 一年中

サラ

サラはサラカヤシの果実で、果皮の形から「スネークフルーツ」の異名があります。

赤褐色の硬い皮は手で簡単に剥くことができ、クリーム色の果肉は甘酸っぱくてトロピカルフルーツ独特の香りがします。

タイ東部のチャンタブリー県、ラヨーン県、トラート県が産地として有名です。

タイ語 สละ(サラ)
産地 チャンタブリー県、ラヨーン県、トラート県他
タイでの旬 5月~8月頃

スイートタマリンド

タマリンドはマメ科の植物で、硬いさやの中に熟した甘酸っぱい果肉と種が入っています。

ねっとりとした食感のタマリンドの果肉は、ジャムやお菓子に加工されたり、その甘酸っぱい独特の風味を生かして料理に使われたりもします。

スイートタマリンドは名前の通り甘みの強い品種で、タイ北部のペッチャブーン県が気候や土壌の条件からタイで一番美味しいスイートタマリンドの栽培地との定評があります。

タイ語 มะขามหวาน(マカーム・ワーン)
産地 ペッチャブーン県(スイートタマリンド)他
タイでの旬 10月~2月頃

ポメロ

柑橘類最大のポメロは、柑橘類の王様と言われています。日本のザボン・文旦(ぶんたん)もこの仲間です。

シャキシャキとした食感と、甘すぎず、酸っぱすぎないみずみずしいあっさりとした味が人気で、タイではサラダなど様々な料理にも使われます。

日本でも見かけるトーンディー種のポメロは、実がしっかりしていて柔らかくジューシーな品種で、タイ中央部のナコーンパトム県や東北部のチャイヤプーム県などが特に質の良いトーンディー種の産地として有名です。

タイ語 ส้มโอ(ソムオー)
産地 ナコーンパトム県、チャイヤプーム県(トーンディー種)他
タイでの旬 8月~11月頃

観光情報

サメット島に代表される美しい島々、ナンプラーの醸造、新鮮なシーフードで有名なタイ東部のラヨーン県はトロピカルフルーツの産地としても有名で、ドリアン・マンゴー・マンゴスチン・ランブータンなどのフルーツが食べ放題の農園ツアーを開催するフルーツ農園「スアン・ラマイ」や「スパットラ・ランド」は、タイフルーツ好きの方にはぜひ訪れてほしいスポットです。

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