田園風景が広がる長閑なエリアへ

タイの伝統と歴史を感じる、南イサーンの旅

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タイの東北部は「イサーン」と呼ばれ全国77県中20県が位置し、タイの国土の1/3の面積を占めています。豊かな自然に恵まれた広大なエリアでは、住民の多くが農業を営みながら暮らしています。今なお昔ながらの生活を送る地域も多くあり“タイの原風景に出合える場所”と言われることも。今回は、そんなイサーンの中でも南部に位置する「南イサーン」の旅の魅力をご紹介します。

南イサーンってどこにあるの?

南イサーンには、ナコーンラーチャシーマー県、ブリーラム県、シーサケート県、スリン県、ウボンラーチャターニー県、ヤソートーン県、アムナートチャルーン県、チャイヤプーム県の合計8つの県が位置しています。

観光地としては、南イサーンで一番大きな都市であるウボンラーチャターニー県や世界遺産カオヤイ国立公園を有するナコーンラーチャシーマー県が有名です。

イサーンの玄関口、ナコーンラーチャシーマー県まではバンコクから車で約3時間。その他、ブリーラム県やウボンラーチャターニー県までは、空路で約1時間前後で訪れることが可能です。

隣国の影響を受けながら歴史を刻み、独特の文化を育んできた南イサーンでは、タイの歴史、文化を学ぶ旅を楽しむことができます。さらに、郷土料理であるイサーン料理を味わってみたり、最近ではスポーツを楽しむ旅にも注目が集まりっています。

旅の魅力 その1
クメール遺跡を巡る

カンボジアに隣接する南イサーンには、クメール帝国時代に創建されたクメール建築の遺跡が数多く存在します。細かい装飾が施された美しいクメール様式の遺跡は、観光名所として人気です。

ピマーイ歴史公園


ナコーンラーチャシーマー県ピマーイは国内最大規模のクメール遺跡が残る町。ピマーイ歴史公園では、クメール風の顔立ちをした仏陀やヒンドゥー教の神々の姿が彫られた神殿を見学することができます。ピマーイ歴史公園の遺跡群は、アンコールワットのモデルになったとも言われ、タイ東北部の小国家とクメール王朝をつなぐ宗教的な意味合いのある場所だったと伝えられています。

 

パノムルン歴史公園


ブリーラム県にあるパノムルン歴史公園の神殿は、10世紀〜13世紀頃に、約400年の年月をかけて造られたと言われています。タイにあるクメール遺跡の中で最も保存状態がいいことから、今でも美しい彫刻の細部を見ることができます。死火山の山頂に位置しているため、眼下に美しい農村地帯を望み、天気のいい日は隣国カンボジアとの国境付近まで見通すことができます。

 
クメールその他

その他にも、ナコーンラーチャシーマー県のパノムワン遺跡、ブリーラム県のムアンタム遺跡、シーサケート県のカオプラヴィハーン遺跡など、重要な史跡が点在し、歴史のロマンを感じることができます。

 

旅の魅力 その2
伝統文化を継承する村々を訪れる

南イサーンには、古くから大切にされてきた暮らしや伝統文化を継承する村々が点在しています。中には、旅行者が見学することのできる村もあり、村人は伝統文化を次世代に継承しています。

シルク村


ナコーンラーチャシーマー県のパクトンチャイ・シルク村や、スリン県のターサワン・シルク村で生産されているシルク製品はタイ屈指の品質を誇ります。どちらも天然染料で染められた絹を使った最高級品。クイーンシリキット王妃が特別にオーダーされていることでも知られています。



パクトンチャイ・シルク村では、独特の何学模様が施された手織り絹布「マットミー」が名産品。さらにバーン・ターサワン・シルク村では、他にはない大規模な機織機を使い、1416の複雑な行程を4~5人もの織り子が同時に作業することで複雑な紋様を織っています。

 

エレファント・ヴィレッジ


“象の街”と言われるスリン県で訪れたいのが「バーンタークラン・エレファント・ヴィレッジ」です。約200頭の象がそれぞれ家族の一員として迎えられ村人と暮らしているタークラン村では、象と人間が共存する昔ながらの生活文化を見学することができます。



尚、1日に2回開催されるエレファント・ショーは必見。ダンスや絵描き、サッカーゲームなど、子象から大人の象まで可愛らしい姿を魅せてくれます。

さらに、ナコーンラーチャシーマー県のダーン・クイアン陶器村では、約250年前にこの地に移住したモーン族が始めた陶芸が継承されています。また、昔ながらの技法で真鍮の鋳造製品を作るウボンラーチャターニー県のバン・パアオ鋳造村など、伝統工芸品を今に伝える村々が点在しています。

 

旅の魅力 その3
タイを代表する伝統的な祭りへ行く

伝統的な祭りが開催されることで知られている街が、いくつも存在する南イサーン。いつもは長閑な雰囲気の街も、祭りの季節は一変。国内外から旅行者が集まり活気が溢れます。

キャンドル・フェスティバル(毎年7月)


タイの三大祭りの一つとも言われ、特に大規模なのがウボンラーチャターニー県の「キャンドル・フェスティバル」。毎年7月頃、雨季が始まる頃から雨季が終わる迄の約3ヶ月の間、僧侶が寺院にこもって修行するカオ・パンサー(安居入り)の時期に開催されます。もともとは僧侶が修行する際、信者が読書をするための灯りとして蜜蝋(ろうそく)を寄進していたことがはじまりで、現在では大規模な蜜蝋キャンドルの彫刻が披露されるまでに。それぞれに趣向を凝らした蜜蝋キャンドルの彫刻がパレードする光景は圧巻です。


 

スリン象祭り(毎年11月)


“象の街”スリン県で、毎年11月に開催される「スリン象祭り」。期間中は、タイ全土から200頭もの象が集まり、お化粧された象のパレードや、象と人が対決する綱引き、サッカーやお絵描きのショーなどの催し物を開催。古くから続く、象と人との暮らしを学ぶことのできるプログラムが用意されています。

ロケット祭りその他、ヤソートーン県で毎年6月に開催される「ロケット・フェスティバル」も人気のお祭り。豊穣をもたらす豊かな雨を乞う儀式として、派手な装飾がされた50〜60本のロケットが空高く打ち上げられます。

ピマーイ・フェスティバルまた、毎年11月に開催される「ピマーイ・フェスティバル」は、ピマーイ遺跡を舞台にした壮観なライト&サウンドショーが名物。歴史的建造物を背景にしたパフォーマンスが幻想的です。

 

旅の魅力 その4
イサーン料理に舌鼓を打つ


イサーン地方の郷土料理「イサーン料理」は、タイの人々の間でも人気が高く、バンコクなどの主要観光都市にも多くのイサーン料理店があります。それでも、本場で食べるイサーン料理は格別!


イサーン料理の代表格といえば、ソムタム(青パパイヤのサラダ)やラープ(ひき肉とハーブの和え物)、ガイヤーン(鶏の炭火焼)。もち米を蒸したカオニャオと合わせて食べます。唐辛子が効いた辛い料理が多いのも特徴ですが、素材が活きた料理はどれも滋味深い味わいです。南イサーンでも、それぞれの街で本場のイサーン料理を堪能することができます。宿泊先のスタッフなどにおすすめの店舗を訪ね、人気店へ出かけてみましょう。尚、スリン県とブリーラム県はジャスミン米の名産地。香り高いジャスミン米も堪能してみてはいかがでしょうか。
 

旅の魅力 その5
美しい寺院を参拝する

南イサーンには、インスタ映えするスポットとして人気の寺院があります。中心地からは若干距離があるものの、のんびり出かけてみるのも一案です。

ワット・プラタート・ノン・ブア


ウボンラーチャターニー県の「ワット・ノン・ブア」は、イサーンで唯一インド建築様式を取り入れた寺院です。高さ57mのピラミット型の仏塔は、インドのブッダガヤの大仏塔を模したもの。ライトアップ時は仏塔本体が黄金に輝きます。

ワット・シリントーン・ワララーム


ウボンラーチャターニー県の中心から車で1時間半ほどの場所に位置する「ワット・シリントーン・ワララーム」は、まだあまり知られていない寺院にも関わらず、タイの若者の間ではインスタで話題の寺院。本堂の背面に描かれた神話の木(ガラパプルック木)は、夜になると輝き幻想的でフォトジェニックです。

 

南イサーンの新名所へ

今までにはなかった新しいテーマをもとに造られた新名所がブリーラム県にあります。そのテーマとは“スポーツ”。近年“スポーツの街”として変貌を遂げつつあるブリーラム県には最先端の巨大なスポーツ施設があり、スポーツ観戦を楽しむことができます。

チャーン・アリーナ


旅行者もまばらだったブリーラムですが、5年前にタイの強豪サッカーチームであるブリーラム・ユナイテッドが本拠地をブリーラムに移してから、注目が集まりはじめました。チームの拠点「チャーン・アリーナ」はアジアの中でもトップクラスの設備を備え、ホーム戦には平均15,000人もの観客が集まります。



スタジアムの回りには、広々とした敷地に飲食店や雑貨店などの店舗が並ぶ屋外型のショッピングモール「ブリーラム・キャッスル」や、モダンでスタイリッシュなホテル「アマリ・ブリーラム・ユナイテッド」も併設されています。

 

チャーン・インターナショナル・サーキット


Change Arenaからすぐのところにあるのが、2014年に完成した最先端のサーキット「チャーン・インターナショナル・サーキット」です。1周4.554kmほどの4つのコースがあり、グランドスタンドからは12あるカーブの全てを見ることができ、初心者でも楽しみやすい設計です。



2018年からバイクレースの世界選手権「Moto GP™」の開催場所に決まったことでも話題になりました。

まだ旅行者にあまり知られていない長閑なエリア、南イサーン。昔ながらの伝統が息づく素朴な街をのんびり旅すれば、今までとは違うタイの魅力に出合えることでしょう。

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